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とうかい見聞録 2019年

社会保険労務士法人とうかいが毎月発行しているNewsLetter「とうかい見聞録」のご紹介です。
ホームページ上で一部公開いたします。

社員に将来年収を

明示する 。

代表 久野勝也

今年も残り僅か。来年の事業計画について考えている経営者も多いのではないでしょうか?

多くの会社の経営計画発表会に参加させてもらいますが、ほとんどの会社が会社の売上・利益・社員数・生産性など会社組織としての計画発表が中心となっています。

わたしは経営計画には、社員の将来年収も明示すべきだ」と考えています。

先が見えない時代ではありますが、将来、年収としてどのくらい給料が払われるのかを計画として示されていないと、社員はワクワクしませんし、家族がいれば生活設計という現実を突きつけられ転職という言葉が頭をよぎります。

多くの社員が気にしていることは「中期計画の中で私の未来はどうなるのか?」です。こんな言い方をしたら元も子もありませんが、人は、会社や社長のために働くのではなく、自分のために働きます。社長に対して口では言わないかもしれませんが、本音は自分がどう評価されていくらの収入を得られるのに非常に関心があります。

優秀な社員はどれだけ素晴らしい経営計画を作ったとしても、適切な待遇を提示しなければついてきません。    

もちろん会社の理念、会社の考え方も大切ですが、経営計画の策定は一歩踏み込んで、目標とする将来の平均年収や社員の個人別年収推移表を作成して人件費を経営計画に盛り込み、今後、社員の生活がどうなるか明示してみてください。

社員が働きやすく、やりがいを感じる組織を作りたいと考えている経営者は多いと思いますが、そのひとつとして、社員の生活水準を高めるということも非常に大切になります。

経営者の仕事は、会社のビジョンや理念を語り、社員に夢を感じさせることですが、収入面において夢を持たせてあげることも大事な仕事なのです。

生きるためのマネーセミナー

有限会社麋城エフピー・アイ代表取締役荒木義男様をとうかいにお招きし、社員研修の一環として「生きるためのマネーセミナー あなたの知らないがん治療最前線 ~変化するがん治療現場の現状~」を開催していただきました。

がんの罹患状況や、がんへの備え方のポイント、がん治療に有効な先進医療などをお話しいただきました。

がんを患った患者さんがどのような治療を選択し治療に当たったのか、本当に受けたかった治療をなぜ受けられなかったのか、などの実例も説明頂きました。

 

がんは私たちが考えている以上に身近な存在と学ぶことができ、身が引き締まる思いです。 がんをどこか他人事のように感じていた社員も多かったのですが、今回のセミナーを通して保険の見直しを始めた社員や、健康診断を念入りに受けた社員もおり健康への意識が高まるいいキッカケとなりました。

企業が社内全体の健康意識の高まりを促し、従業員の健康意識が向上することは、企業の生産性を高めるためにとても重要です。がんに備えた実践的なアドバイスもいただいたので、興味のある方はお気軽にお問合せ下さい。

 

代表 久野勝也

若手社員は、
仕事とプライベートを公私混同しろ!!

 

皆さんは、自己研鑽していますか? 

リクルートワークス研究所「全国就業実態パネル調査2019」によると、昨年1年間に、自分の意志で、仕事にかかわる知識や技術の向上のための取り組み(例えば、本を読む、自分で勉強をするなど)をした労働者の割合は、33.1%という数字になったそうです。つまり6割強の人が学ぶ習慣を持っていないということです。 

働き方改革で、早く帰れるようになり、働く人にとってはどんどん自由な時間が増えます。自由に使える時間が増えますが、わたしは、その時間の使い方によって、能力格差がさらに広がると思います。 自社の若手社員、世の中の若い人には、学ばない先輩を真似ることなく勉強してほしいものです。若手社員には次の2つのことを実践して欲しいと思います。

1つは、仕事とプライベートを公私混同することです。休みになったら仕事のことは完全に忘れて休日を楽しむのではなく、休日も仕事のことを考えてほしい。どうしたら良い仕事ができるか?稼げるか?そのために何が足りないのか?何をすべきか?この思考の継続で、経験値やスキルを身に着ける速度が上がります。 

そして、もう1つは投資すること、投資といっても株ではなく、自分に投資するのです。

年収の最低8%を自己の勉強のために使うのです。仕事に必要な書籍があれば買って勉強する。仕事に必要なスキルを身に着けるために、いろんな場所を訪れたり、人に会ってみる。セミナーにでたり、必要なツールがあれば自腹で買う。自分自身の成長のために、自分自身の仕事の成功のためにお金を使うのです。 

20代は自分に投資すること、仕事のために身銭を切ることで、将来、何十倍、何百倍のリターンが帰ってきます。 将来、起業したり、自分でメディアを持ったり、フリーランスになったり、働き方も多様化していくと思いますが、何をするにしても経験とスキルです。その経験とスキルを若いうちに身に着けることが大切だと感じます。そのために、敢えて仕事と私生活を公私混同するのです。

 

中途社員の仕事
その中途採用は成功か?失敗か?

代表 久野勝也

中途社員がやるべきこととは何でしょうか?

 

生産部門(売上を上げる部署・直接部門)と非生産部門(間接部門)によって違いますが、生産部門であればとてもシンプルです。それは、『自ら売上を上げる』か、『売上を上げられる人のサポートをして、その人にさらに売上を上げてもらう』かです。『自ら売上を上げる』人はかなり優秀です。『売上を上げられる人のサポートをする』人のレベルはまちまちです。単に仕事を手伝えば良いのではありません。単に仕事を手伝うのなら、新人でもできるのです。

 

中途社員がやるべきことは、会社の売上の仕組みを知ったうえで、売上を上げられる人のサポートをすることです。サポートとは社内の売れる人の時間を最大限まで増やしてあげることです。

 

売れる人の仕事を因数分解して、代わりにできそうなことをどんどんやっていく。ポイントは、早い段階で、会社の売上が上がる構造とルールを知ることです。そして、どの商品が売りやすいか?、利益率が高いか?、成約率が高いか?、会社としてどの商品を売りたいのか?そういったことをしっかりと理解する。そのうえで売上を上げられる人の、売上を上げる時間を最大化するサポートをして、その人にさらに売上を上げてもらうことです。

 

中途採用した人間が、入社1か月も経って、会社の年間の売上も知らない、どの商品が一番売れているかも知らない、1番売りたい商品も知らない。そんなことがあるのなら、きっと良い仕事はできていないはずです。経営者が教える必要はありません。中途社員は頃合いを見て必ず聞いてくるか、調べるからです。

 

採用して1か月以上の社員に、「うちの会社の年間売上高はいくら?どの商品が利益率が高い?」くらいは聞いてみてください。もし答えられないなら、その採用は失敗かもしれません。

代表 久野勝也

 

生産性を本当に上げれていますか?
  仕事がはやくなっても、
   生産性は上がらない。
~「生産性」と「効率性」の違い~

あなたがカレー屋で働いていて、盛り付けが早くなったとしたら、これは「効率性」は上がっていますが、「生産性」は上がってません。素早く盛り付けて、空いた時間何もしなければ「生産性」は変わらないのです。そのことに気づいていない人は案外多いです。この空いた時間にお店の外に出てお客さんを勧誘したり、お客さんと話をして追加注文させることで付加価値が上がり「生産性」が上がるのです。働き方改革という時流の中で、「生産性」を上げなくてはいけないと騒がれていますが、多くの会社では「生産性」と「効率性」がごちゃ混ぜになっています。生産性は下記の公式で表されます。

生産性の公式は、アウトプット÷インプットですので、1時間でカレーが20杯売れていたものが1時間で30杯売れれば生産性は1.5倍になります。
「効率性」とは「生産性」よりも広い概念です。1円の売上を生まない商品を2時間かけて作っていたものが1時間で作れるようになった。 これは生産性が上がったと言えるでしょうか?確かに効率は上がっていますが、何も生み出していないので生産性はゼロです。会社としては人件費がかかるのでやってほしくない仕事です。また、ルーティンの仕事を効率化して2時間かかっていたものが1時間でできるようになったので、給与を上げてほしいと言う社員がいますが、そこで終わったら、社員の給与は絶対に増えやせません。なぜなら、会社というのは全体の付加価値額が増えないと社員に還元することができないからです。経営者から社員まで多くの人が、案外「生産性」と「効率性」の違いを意識できていないと感じます。あなたの職場のメンバーはどうでしょうか?ただの効率の追求になってないでしょうか?

ネットの書き込みの影響と対策セミナー

8月2日、ウインクあいちにて「書き込んだのは社員だった!トラブル社員によるネットの書き込みの影響と対策セミナー」を開催いたしました。第1講座では、ソルナ株式会社から大月美里様をお招きして、トラブル社員によるネット書き込みの影響と対策を事例と併せて解説。第2講座は、弊社久野勝也が労務実務の観点からトラブル社員対応を解説いたしました。
最近、従業員のSNS投稿が会社に大きな影響を与える事例が増えています。ネットでの悪い口コミや不適切な投稿を避けるには、トラブルをおこしやすい社員をまず入社「させない」ことが大切です。
さらに、社内でネットリテラシー研修を行うなど、入社後もトラブルを起こさせない体制を作ることが大切です。参加者からは、“自社はネット書き込みのリスクについて無縁だと思っていたが、どこでも起こりうる問題と知り、自社の体制を見直すきっかけになった”という声も多くありました。
とうかいでは「ネットの履歴書」という人物健全度調査サービスを行っており、社員のトラブル投稿のリスクを予測できます。ご興味のある方はお問合せ下さい。

代表 久野勝也

 

雇用という常識を疑え!

6月1日の日経新聞に出たある広告が話題になりました。ネット上で仕事を依頼したい人と、仕事を探している人をマッチングするクラウドソーシングの大手ランサーズの広告です。人手不足に対して「採用やめよう」と呼びかけるという、“逆転の発想”ということで、広告も上下逆さまになっています。ランサーズは広告の中で、「ネットの普及などで場所や時間にとらわれずに働くことが可能になったのに、昔ながらの労働観が根強く、柔軟な働き方や多様な人材を活かしきれていない」と指摘しています。 

画一的な採用をやめることが、人材不足という難題の解決策になるとして、書かれたこの広告は大きなインパクトがありました。 また、「フリーランスでも、正社員に負けじと、出会った企業のビジネスに本気で貢献したい、と燃える人が多くいる。彼ら彼女らの力を活かすことこそが日本の未来をつくると信じてやみません」とフリーランスの力を借りるという発想が、まだまだ日本に浸透していないことを危惧する内容とも言えます。 

中小企業は空前の人不足。ただ、中小企業でこのようなクラウドを使ったアウトソーシングをしてみようという発想がまだまだ少ないように思います。これだけ人不足なのに、正社員の採用が前提になってしまっています。弊社もクラウドソーシングで仕事を依頼していますが、依頼事項が明確であれば社内の不慣れな人に頼むよりもパフォーマンスも高くありがたいです。 

ランサーズやクラウドワークスなどクラウドソーシングの会社がどんどん業績を伸ばしているように、今やクラウドで仕事をアウトソーシングするのが当たり前になっています。

人不足はこれからさらに深刻になります。雇用という常識に囚われず、外部の力を借りられないか考えてみてください。

とうかい逆求人フェスティバル

今年で3年目のとうかい逆求人フェスティバルを6月22日に開催しました。今回の逆求人フェスティバルが今年最後の開催となりましたが、たくさんの企業様が参加してくださいました。

逆求人とは、合同企業説明会の「逆」形式スカウトイベントのことです。学生がそれぞれ自分のブースを構え、企業が訪問します。学生は自己PRやキャリアプランについてプレゼンをし、企業はその後その学生が自社でどう活躍できるのかを伝え自社の魅力をアピールします。

面談では聞けなかった本音を聞ける場として好評をいただいている懇親会ですが、今年は例年以上に多くの学生が参加しました。
 

ご参加いただいた企業の社長より、「今日出会った企業は、就職活動の中で数ある企業の一つだと思いますが、この出会いを大切にしてほしい。そして、社会人になって新しい環境に飛び込む時は積極的に挑戦してほしい。」とエールが送られました。参加した学生も、普段聞くことのできない経営者からのアドバイスをいただき、とても満足度の高いイベントとなりました。
来年の逆求人も開催予定です。時期が決まり次第、随時お知らせいたします。

代表 久野勝也


権利を残しておく生き方

わたしは、『権利は少し残しておく』ということを心がけています。できていないことばかりですが。

 

例えば、15時に、友達と待ち合わせたとします。あなたは何時にその場所に行きますか?

約束の30分前に行くことについてどう思いますか?30分も早く行けば、その分だけその人を待たないといけません。そう考えると損した気分になりませんか?

損したと感じた人は、恐らく約束の時間にぎりぎりに来る人だと思います。

 

ぎりぎりに来る人の共通の精神は、自分の権利をいっぱいまで使おうという精神です。15時に約束時間を設定した瞬間に、自分には15時まで人を待たせる権利があると考えるのです。待ち合わせた場所に早くいけばそれだけ相手を待たないといけない。30分前に行けば、30分人を待たす権利を失うと思うのです。

権利を行使しないと損をするのでしょうか?待ち合わせ場所に待ち合わせ時間より早く行けば、相手を待たせることがなくなります。友達は好感を持ち、自分は誇らしくなります。

 

労働法にしても、税金にしても、世の中はどうやって権利を使うかということに話題が集中しています。ネットで検索すれば、「どうしたら社会保険の給付を高く受けれるか?」「退職時に有給が取れるか?」などの情報で溢れています。

そんな時代だからこそ、『権利を使わないことが、損をするという感覚を捨てること。』『敢えて権利を残しておくこと』がとても大切だと思っています。皆さんはどうでしょうか?

スタッフご挨拶

初めまして。5月13日より労務支援チームに入りました、島幸恵(しまゆきえ)と申します。
現在社労士の資格取得に向けて勉強をしています。社労士に興味をもったのは、前職で総務に配属され、社員から有休や育休について質問されたことがきっかけです。自分が経験したことでも分からないことが多いと気付き、どうせ勉強するならと社労士資格取得に向けて勉強するようになりました。勉強するにつれ、勉強した知識を仕事でも活かしたいと思うようになり、「お客様の成長支援」を理念に掲げるとうかいに応募させていただきました。

私は、岐阜県各務原市で生まれ、1歳から小学校5年生まで愛知県清須市で過ごし、結婚する迄は愛西市に住んでいました。今は一宮市から多治見事務所に通っています。

見かけによらないと言われますが、趣味は登山です。1番の思い出は富士山に行った時に泊まった7合目の山小屋から、花火大会の打ち上げ花火を上から見たことです。他には映画館で映画を観ることが好きです。スクリーンの迫力と暗いところで観るドキドキ感、映画を観ることだけに集中できて、より映画の世界に引き込ませてくれる面白さが、DVDやスマホにはない醍醐味だと思います。最近見た映画はキングダムです。馬100頭が出てくる戦のシーンでは、あまりのスケール感に圧倒されました。原作の漫画を知らない人も観て欲しいお勧めの映画です。

社労士事務所で働くのは初めてで、覚えることはたくさんありますが、頑張りますので、よろしくお願いいたします。

代表 久野勝也

働き方改革で社員も年3%以上の能力アップが求められている。

働き方改革の本質は、真に儲かる会社だけを残すための日本の経済改革です。

これから毎年、政府の政策下のもと、給与が3%以上増えて、休みも増え続けます。

会社は生き残りをかけて、ビジネスモデル磨いて、生産性向上をしなければなりません。

ただその一方で、社員の能力はどうでしょうか?会社だけに働き方改革を押し付けて、そこで働く社員の能力が上がらないのなら、能力以上の給与を会社は払い続けることになるので、いつか会社は潰れてしまいます。むしろ、社員こそ働き方改革を通じて能力を向上させないといけないのです。

社員自身も”会社が働き方改革を通じて自分の待遇を良くしてくれる”などと考えていてはダメです。自分の待遇は自分で上げるしかないのです。

わたしは大学時代、テニスがうまくなりたくて、テニスをプロテニスプレイヤーに教えてもらっていました。田中さんというのですが、その田中さんに就職する際に言われた言葉を思い出しました。

プロのテニスプレーヤーは、コートの上でのみお金を稼ぐ。試合がない時にも練習したり、走ったり、トレーニングしている。常にコートの外でも自分を高めている。練習をしないと、絶対に本番で力は発揮出来ないし、絶対に勝てない。つまりお金を稼ぐことはできない。でも俺は、サラリーマンで、仕事のプロをあまり見たことがない。仕事の練習をしている人をほとんど見たことがない。おまえは、仕事が試合だと思って、仕事以外でもその努力を怠るな!!

多くの社員が、仕事で能力があがると信じています。でもそれはド新人のころだけです。テニスが試合中にうまくならないように、仕事も仕事の中だけで能力を上げるのは無理です。仕事以外の時間で、仕事以外の場所で、自分の能力を上げる努力ができるか?この働き方改革を通じて、個人もまた試されているのです。

 

代表 久野勝也

 

~深圳視察~
スピード感は深圳に学べ!

開業以来、毎年1回は海外への視察旅行へ行くということを決めて実践しておりますが、今年は昨年も行った「中国」へ行ってきました。その中でも今回は「深圳(シンセン)」に訪問したのですが、深圳という都市の発展スピードは目を見張るものがあります。

今でこそ「赤いシリコンバレー」「世界最先端都市」と言われている深圳ですが、35年前までは小さな漁村でした。その後中国初の経済特区とされたことをきっかけに、海外からの投資と起業が奨励され、急速な成長を遂げたのです。特にIT業界の成長は目覚ましく、アメリカに留学してITについて学んだ中国人が深圳で起業するケースも多いため、世界からも注目される都市に変貌しています。

今回の深圳訪問は2回目なのですが、2年前訪問した時よりも更に進化をしているという印象を持ちました。

まず驚いたのは電気自動車(EV)の多さです。以前より明らかに増えていると感じました。電気自動車のほとんどは、深圳が本社の比亜迪(BYD)社のものです。

先日、日本法人BYDジャパンが小型のEVバスを日本市場に投入するとの発表がありましたが、1回の充電時間は3時間で済み、航続距離は従来より1.3倍の200キロとずば抜けた性能にも関わらず、価格は1950万円という料金で販売するそうです。(一般的に電気バス1台1億円台の価格です。)

バスの分野で言えば、日本のメーカーよりも、BYDの方が圧倒的にスピード感があります。

次にシェア自転車の普及率の高さです。アプリに登録して自転車についているQRコードを読み込めば鍵が開き、乗ることが出来ます。使用料金も30分16円程度と格安です。他に無人コンビニ、無人書店など深圳の発展スピードは、世界最先端の呼び名にふさわしいものでした。日本は何かをしようとしても時間のかかる国です。これからはスピード感がないと企業も国も生き残れない時代になったと痛感した視察旅行でした。

代表 久野勝也

 

5月1日

名古屋事務所開設

愛知県名古屋市西区牛島町5番2号名駅TKビル5F
(名古屋駅徒歩8分、ルーセントタワー徒歩1分)

2019年5月1日から小牧事務所を移転して、名古屋事務所を開設します。創業から8年目の新しいチャレンジとなります。

名古屋に事務所を開設することは、2017年の10月にボストンのGoogleに行った時に決めました。マサチューセッツ工科大学の生協の隣に、Googleの支社が併設しているのを見て、Googleは一流の人材を採用するためにこの場所を選んだのだと思いました。一流の人材が集まる場所に会社があれば、認知度が上がり採用も有利になります。Googleは、マサチューセッツ工科大学の学生にアルバイトに来てもらって、そのまま社員に登用することを想定していたのです。それを見て、人が集まる場所にオフィスを持つことが、今の人不足の日本においては必要な戦略だと感じました。

お客様に良いサービスをしたい、そう考えた時に社会保険労務士事務所は商品を販売しているわけではないのでやはり人材だと思います。今もまだまだサービスレベルが足りませんが、次代のIT化、デジタル化、予想が難しい時代をお客様と一緒に戦っていくために、名古屋で一番人が多く集まる場所、どうしてもその場所で事業をやらないといけないと感じました。

お客様には一時的にはご迷惑をおかけするかもしれませんが、お客様の良い経営のお手伝いができるように、社員一同全力を持って取り組んで参ります。よろしくお願いします。

とうかい逆求人フェスティバル

今年で3年目となったとうかい逆求人フェスティバルの第1回を3月2日に開催しました。逆求人とは、合同企業説明会の「逆」形式スカウトイベントのことです。

学生が自分のブースを構え、企業が訪問します。逆求人に集まる学生は自ら行動できる人間です。

求人ナビでは学生が集まらない…、優秀な学生は大企業に行ってしまう…、合同企業説明会はお金も時間もかかる…そんな多くの新卒採用のお悩みを解決すべく開発したサービスです。

特徴は3つ。①確実に16名の学生と25分ずつ面談ができます!②短期間の採用。事前準備不要!当日幹部2名が参加するだけ!③適正価格の採用。

当日のスケジュールは午前は学生との顔合わせを、午後からは企業と学生との1対1の面談タイムです。その後の懇親会ではより距離を縮めて面談では聞けなかった本音を聞くことができます。

当社のような零細企業でも2名の優秀な学生の採用に成功しており、いかに学生を口説けるかが勝負のイベントです。

1イベントに参加できるのは限定15社のみです。5月、6月開催も残席わずかとなっています。ご興味のある方はぜひお問い合わせ下さい。

代表 久野勝也

 

炎上させそうな
従業員は雇うな!

連日ニュースで報道されている「不適切動画」のSNSへの投稿。大手回転寿司チェーンの従業員が、切った魚をゴミ箱に入れ、またすぐに拾ってまな板の上に置き直している動画をインスタグラムに投稿し、退職処分となりました。また、定食チェーンでも下半身をお盆で隠してふざけている動画をツイッターに投稿したアルバイト従業員3人を退職処分にしています。

バイトテロという言葉のとおり、こうした事件は会社の株価を下げ、また会社の信頼を大きく失墜させる原因となります。いったん拡散すれば、お客様が離れ、長きにわたり売上を下げることにもなります。
こういう書込みが怖いのは、一度拡散してしまうと消すことが難しく、同様の事件が起きるたびに取り上げられることになってしまうことです。会社は売上低下・株価低下などのダメージを負うだけでなく、内定辞退・離職・既存従業員のモチベーションの低下に陥り、結果炎上倒産することになりかねません。これからの時代、すべての会社がこの炎上リスクをケアする必要があると私は考えています。
SNSへの理解が浅い従業員は、動画投稿のせいで自分が被るリスクを理解できていないのです。
退職させられるだけでなく、損害賠償請求も予定されています。もし、店舗がそれにより閉店になったり廃業に追い込まれた場合は損害賠償金額は何千万円という金額になるでしょう。
さらに怖いのは、その人の氏名・住所・経歴等について、書き込み・拡散される可能性があるということです。
凶悪犯罪の犯人であっても普通のメディアなら未成年は「少年」と表現したりしますが、ネットではしっかりと名前が出ています。将来にわたって社会的・経済的に制裁を受けてしまうのです。

こういった事態にならないように、企業としてやらなくてはいけないことは SNS投稿やネット炎上の教育・研修と 採用時のチェックです。
まずは入社時に炎上させるリスクのある人を雇わないような事前スクリーニングを実施します。入社後は定期的にネット炎上リスク・SNS投稿の研修を実施する。
弊社でも「ネットの履歴書」という、採用前にネットで過去に問題となりそうな書き込みをしていないか調べるサービスを始めましたが、これからはこういったチェックが必要になる社会になったのです。
従業員教育だけでなく、炎上させそうな社員は雇わないという発想も必要になったのです。

中途求人媒体セミナー

2月14日、栄ガスビルにて中途求人媒体革命セミナーを開催いたしました。第1講座では中途採用の傾向と対策としてgoogle for jobsやindeedの最新情報から求人ターゲットの設定方法を解説。

第2講座では業種別(建設業、医業、歯科、製造業、運送業など)の成功事例を紹介いたしました。超人手不足時代の今、採用にお悩みの企業様はぜひ一度ご相談下さい。

今期、当社は東海地区1番を目指し名古屋進出をいたします。
4月にはとうかい逆求人フェスティバルで採用が決まった新卒2名が入社いたします。今年は働き方改革による法改正があります。当社においてもより生産性向上のために業務の標準化、簡素化を徹底していきす。

お客様に対しては“経営起点の働き方改革で人が集まる会社をつくる”ことをスローガンに掲げました。超人手不足のいま、人材の確保が最重要課題です。
採用を支援する事務所として最先端で最適な人事労務支援に尽力すべく邁進してまいります。

代表 久野勝也

 

『伸ばす経営者』と
『伸ばせない経営者』

"自分でやったほうが早い"が成長を止める

 

世の中には、会社を伸ばす経営者と伸ばせない経営者がいます。伸ばす経営者は、必ずといっていいほど「仕組み化」に投資しています。反対に、伸ばせない経営者は「マンパワー強化」に意識が向いています。
伸ばせない経営者ほど、自分がやらなくても良いことを「自分でやった方が早い」と考えてしまう傾向があります。
伸ばせない経営者の特徴は、自分の能力に自信があり自分がやれば高いクオリティで部下の半分の時間で終わるなどと考える、所謂【仕事のできる人】です。自分でやれば1時間で終わるものを部下が2時間かかれば、そのスピードに我慢できず、仕事を取り上げて自分でやろうと考えます。こうなると部下は育たず、経営者はどんどん忙しくなっていきます。結果、本来やるべき経営者としての仕事ができなくなり成長はストップします。
そう考えると会社を伸ばすには「仕組み化」が必要になります。「仕組み化」とは経営者がやれば100点の仕事を誰がやっても60点以上取れるようにすることです。この時に経営者と同じレベル感を求めないことも大切です。
100点を求めてしまうと、やっぱり自分がやらないといけなくなってしまうからです。また、100点を取れる人材は、
社員の中にはいないのです。そんな優秀な人なら独立しているはずです。

弊社と同時期に開業した社労士事務所があります。当初はわたしのほうが事務所を伸ばしていましたが、ある時逆転されました。わたしは「マンパワー強化」をし、自分ができる仕事を増やしてきましたが、すぐに限界が来ました。その事務所は「仕組み」を追求し誰がやっても高いクオリティのサービスを提供できることを追求していました。その経営者は経営戦略の立案や社内の人事に注力していました。わたしは同じ時期に部下でもできる作業に追われていたのですから、結果は明らかです。

時代の転換期。経営者がどれだけ経営に時間を割けるかで会社の成長が変わります。「自分でやったほうが早い」という考えが成長を止めます。伸ばせない経営者は、今年は「仕組み化」に注力してみてください。

経営計画発表会

本年が始まり当社では今期の経営計画発表会を行いました。この発表会では代表の久野より昨年の振り返り・業界の現状・今期の方針、チームリーダーより各チームのアクションプランが発表されました。また、それを踏まえて各個人においても昨年の振り返りをし今年の目標を設定しました。

今期、当社は東海地区1番を目指し名古屋進出をいたします。
4月にはとうかい逆求人フェスティバルで採用が決まった新卒2名が入社いたします。今年は働き方改革による法改正があります。当社においてもより生産性向上のために業務の標準化、簡素化を徹底していきす。

お客様に対しては“経営起点の働き方改革で人が集まる会社をつくる”ことをスローガンに掲げました。超人手不足のいま、人材の確保が最重要課題です。
採用を支援する事務所として最先端で最適な人事労務支援に尽力すべく邁進してまいります。

代表 久野勝也

 

『人不足改革』
『稼ぎ方改革』

『働き方改革』

 

新年あけましておめでとうございます。昨年は格別のお引立てを賜り厚く御礼申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。働き方改革元年。いよいよ4月からは年次有給休暇の5日間の強制取得が始まります。
今年やるべきことはもちろん「働き方改革」なのですが、同時並行で実施すべきものに「人不足改革」と「稼ぎ方改革」があります。
働き方改革、働き方改革と言って、いきなり「ノー残業デー」や「残業規制」を実施する企業がありますが、必ずしも従業員にとって喜ばしいことではありません。残業が減ることによって収入が減れば、住宅ローン、養育費といった支出がある世帯では家庭不和の原因になるだけです。「働き方改革」は経営トップが残業が少なくなった分、賞与や定期昇給で還元するというメッセージが必要になりますが、これを言うには生産性のアップ、つまり「稼ぎ方改革」がかかせません。短い時間でも稼げる会社にしてはじめて時間削減をして今の収入保証が可能になるのです。

そして、この「稼ぎ方改革」をする上で重要なのが「人不足改革」です。多くの中小企業では人不足から経営幹部まで現場に入ってしまっていて、「稼ぎ方改革」をするためのアイデアを考える時間すら取ることができていません。「人不足改革」ができない会社は、ずっと稼げるようにはならず、最終的に「人がいない」「稼げない」「休みがない」という負のサイクルに入ってしまい、潰れかねません。

2019年の前半、まず「人不足改革」です。この対応のスピードが将来の会社の未来を決めると思います。

多治見健康チャレンジ

社内で行ったスタート式の様子

多治見健康チャレンジをご存知でしょうか 10月から2ヶ月間にわたり多治見市保健センター主催の「健康チャレンジ通信講座」に今年も全従業員で参加致しました。

健康に関することならどんなことでもOKです。
目標は人それぞれ、例えば履けなかったデニムを履けるようになりたい⇒そのために間食を1日1回に減らす、
野菜不足が気になる⇒毎日野菜たっぷりの味噌
汁を飲む など無理なく健康になろうというチャレンジです。

2週間毎に経過を提出すると、保健師さんからのアドバイス付きのお返事が返ってくるので楽しみながら取り組んでいます。1人ではなかなか頑張れなくてもみんなで取り組めばやる気になれます。
昨年、代表の久野はこの取り組みで健康的にダイエットに成功しました。働くには健康でないといけません!

従業員の健康意識の向上、企業が従業員の健康を保持、増進することで企業の生産性を高めると言われています。
2019年も、より元気で動ける身体と心づくりに励んでまいりたいと思います。

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