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とうかい見聞録 2020年

社会保険労務士法人とうかいが毎月発行しているNewsLetter「とうかい見聞録」のご紹介です。
ホームページ上で一部公開いたします。

代表 久野勝也
創業期の唯一の写真
(SMCの曽根先生と)
 

 

10年目のスタート

9年前の10月30日にわたしは会社を辞めました。そして1日休んで11月1日に起業をしました。(写真は開業時の写真。SMCの曽根先生と)今、会社が存続できていることは、家族、社員、取引先そしてお客様のおかげです。本当にありがとうございます。

 
何もないところからはじまったと思います。
開業前に知り合いになった早川建築の早川さんから、倒産した会社の机とコピー機をもらって、友達に手伝ってもらって事務所に運び入れて事業がスタートしました。開業する時にSMCの曽根先生に特別価格で事務所を借りました。あれから何度も引っ越しました。この9年で延べ5回です。
思い描いていた規模の5分の1くらいにしか会社はなっていませんが、サバイバルでも楽しい9年でした。 
10月30日はわたしにとってはリニューアルの日。
お世話になった人への感謝は忘れないように、過去のうまくいったことは捨てて新しい一歩を踏み出す日です。
 
10年目は変化の年。
今年は事務所を一気にデジタル化していきたいと思います。
そしてお客様にデジタルで新しい体験価値を伝えるという新たな挑戦をします。あいつと付き合っていて良かった、とうかいと付き合っていて良かったと言えるような会社に変化することを決意して、これまでお世話になった方々に改めて感謝したいと思います。
本当にこの9年間ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。
 
 
 
 
代表 久野勝也

 

デジタルシフト?デジタルトランスフォーメーション?
 

 

デジタルシフト(DS)、デジタルトランスフォーメーション(DX)と言った言葉が毎日のように飛び交っています。デジタルシフト(DS)とデジタルトランスフォーメーション(DX)の違いを説明できますか? 
 
まずデジタルシフト(DS)とは単にツールの置き換えです。
今までメールでやっていたものをチャットに切り替えるとか、紙の給与明細がWEB明細になるとかそういったことです。ではデジタルトランスフォーメーション(DX)とは何でしょうか?
デジタルトランスフォーメーション(DX)とはデジタルを前提としたビジネスモデルの構築です。
つまり既存のやり方を捨て、デジタルをフル活用してビジネスそのものを変えてしまうことです。
例えば、タクシーがアプリで呼べて、乗る前に料金が分かるといった、
既存と全く違うやり方でビジネスを成立させることをデジタルトランスフォーメーション(DX)というのです。
 
会社がデジタルトランスフォーメーション(DX)をする目的は主に次の3つだと思います。
 
1、業務の効率化⇒デジタル化
2、新しい価値の創造⇒新たな顧客体験価値の創造
3、業績の向上⇒人時生産性の向上、給料アップ
 
この中でもっとも大事なのは新たな顧客体験価値の創造です。
 
多くの会社は、リアルの体験価値をデジタルで出そうと考えています。
しかしリアルで得ることができていた体験価値をデジタルで同じように表現するのはほぼ不可能です。
ここは発想を変えて、一旦リアルの体験価値を捨てることだと思います。
デジタルを前提にビジネスを再構築し、全く違う体験価値を提供できないか考える。
それが重要なのではないかと思います。
 
わたしはこれからのデジタル化に対応すべく、
事務所をデジタルトランスフォーメーション(DX)したいと考えています。
そして、デジタトランスフォーメーション(DX)を通じて、
お客様が今までリアルで体験した以上の価値を感じてもらえる事務所にしたいと思います。
変化の過程の中でお客様に手間をかけることもありますが、
デジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて良い事務所になったと言われるように
努力してまいりますのでよろしくお願いします。

「雇わない経営・雇われない働き方」を考える会
オンライン対談
「タニタの考える働き方改革」その後
 

10月14日(水)に「雇わない経営・雇われない働き方」を考える会オンライン対談を開催しました。今回は、「タニタの働き方改革その後」と題しまして、タニタ経営本部社長補佐の二瓶琢史氏、タニタTwitterの「中の人」をお招きしました。お二人ともタニタの働き方改革に伴い、社員から事業主に転身しています。雇われる立場から雇われない立場となった実体験をお話いただきました。実際、収入はどうなったの?仕事につかう時間は?など、ここでしか聞けない話が多く、会員の皆様にもご好評をいただきました。

【「雇わない経営・雇われない働き方」を考える会とは】
社労士・弁護士・境目研究科と一緒にこれからの経営の在り方、働き方を考える会です。
労働法の改正やIT化に加え、コロナウイルス感染症の感染拡大がきっかけとなり
働き方に大きな変化が起きています。

今後は、「雇う、雇われる」という概念自体が変わってくると考え、
当社代表の久野が発起人となり立ち上げました。 

考える会は、雇用に疑問を持っている皆様と一緒に雇用の未来を考え、
新しいかたちの関係性の構築も含めて挑戦して
いきます。
「雇用」に疑問をお持ちの方はぜひご参加ください。

 
 
 
代表 久野勝也

 

学力のある人 学力のない人
 

 

目の前にあなたにとって良質な情報が書かれた本が置いてあったとしたら、あなたは本を手に取って読みますか?「そりゃ読むでしょ」と思われたかもしれませんが意外と人は読みません。この読むか、読まないかそれこそが「学力」です。
 
「学力」と聞くと〇〇大学出身といった学歴だと考える人がほとんどだと思いますが、わたしが考える「学力」はそれとは異なります。
わたしが考える「学力」とは主体的に学ぶ力です。
 
最近は情報を得るのが簡単になりました。例えばYouTubeで「年収の上げ方」と検索すればたくさんの情報が出てきます。この数年のデジタル革命で誰でも簡単に、良質な情報にアクセスできるようになりました。一昔前は情報の価値が非常に高い時代でした。本を読んだり、セミナーに参加しなければ良い情報に触れることができませんでした。でも今は違います。情報は無料とまでは言いませんが、極めて無料に近くなりました。YouTubeでビジネス書を解説してくれるチャンネル、ビジネスのポイントや税金、労働問題、社会保険などの法律を解説してくれるチャンネルなど、一昔前は本を買ったり、コンサルタント、専門家に相談料を払わない知ることができなかった情報に無料でアクセスすることができます。
ではそのような時代になったのだからみんなの年収が増えたのかと言えばそんなことはありません。それはなぜか?良い情報があってもそれを見に行く学力つまり主体的に学ぶ力ががないからです。結局、目の前に良い本があっても読まないし、良質な動画があっても見ないのです。
 
このような誰でも簡単に情報を得ることができる時代は平等にチャンスがあると言えます。しかしそのチャンスをものにできる人は結局「学力」がある人だけです。
「学力」さえあればあとは行動するだけです。主体的に学んだことを実行するだけなのです。これからの時代、「学力」がある人が勝ち、「学力」のない人と大きな格差が生まれます。
 
みなさんの「学力」はどうでしょうか?「自分は学力がある」と言えますか?
 
 
代表 久野勝也

 

デジタル化できない会社は潰れる!
 

西村大臣が7月末に新型コロナウイルスの感染者が全国的に増加している現状を踏まえ、各企業が社員のテレワーク率70%を目指すよう経済界に要請しました。「そんなのできるわけもない」と思ったらダメです。 これを受けて大企業は一気にテレワークにシフトします。富士通は社員80,000人をテレワークにすると発表しました。 

西村大臣のテレワーク指示の本質は、デジタル化できていない会社は市場から退場してくれということです。

 リモートで仕事をしようと思えば、書類はペーパーレスになっていないといけないし、郵送はなくさないといけません。契約書、請求書、タイムカード、給与明細なんかが紙でばダメだし、印鑑を使ってたらアウトです。まずはそういった基本ベースができているか試しているのです。これから大企業が一気にリモート対応、デジタル化していきます。そしてそれを子会社、関連会社にも要求してきます。そうなってくるとデジタル化できている会社は生産性が高く、経費がかからないという構造になり圧倒的な差がつきます。今、デジタル化に着手しなければ遅かれ早かれ競争力を失い会社は儲けることができなくなります。

 製造業、建設業などは難しいと思うかもしれませんがそんなことはありません。現場以外の間接業務、営業、打合せ、管理などデジタル化できるところはたくさんあります。もはやデジタル化はコロナのためではありません。会社の未来のためにやるのです。 

いまいちデジタル化できていないと思う会社は、とりあえずペーパーレス(書類の保管をデータ)、チャットの導入、オンラインミーティング、請求書のメール化、電子契約など基本的なところからはじめてみてください。 弊社がどうかと言えば、正直まだまだです。デジタルと言いながら、郵送は減らないし、定期的に会社に来ないと仕事ができません。今変わらなければ会社がなくなる。そのことを社員と共有しながら、弊社もデジタル化を進めていこうと思います。

 

スタッフご挨拶

はじめまして、7月より入社いたしました高谷英美子(たかやえみこ)と申します。給与計算業務等を担当いたします。

これまで「人」と接する仕事を中心に、専門商社で営業職、輸入雑貨直営店で販売職、飲食業界で接客経験を積んでまいりました。現場経験を活かし、人事・採用・教育関連や業務の改善活動に携わる中で、「いきいきと働きやすい」職場作りに貢献したいという使命感が高まり、この度とうかいの一員となりました。

 

生まれは東京、育ちは九州の大分県です。子供の頃から温泉と唐揚げを愛し、地元の宇佐神宮をはじめ神社仏閣が身近な存在でした。夫の転勤で、約5年前に愛知県に引っ越してきました。転勤族の妻と言うと、大変だねと言われますが、元々「人が好き」「新しいもの好き」の好奇心旺盛な性格で、この環境を楽しまねばもったいない!と常々思っています。こちらに転勤して間もない頃から、お城巡りやモーニング巡り等、週末は小旅行気分を親子共々楽しんでいます。まだまだ行ってみたい場所が沢山あり、今後も開拓していきたいです。

現在、社会保険労務士の資格取得に向けて勉強中です。皆様のお役に立てるよう研鑽を積んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

 
代表 久野勝也

 

ポジティブかどうかは体力が決めている
 

コロナショックを期に筋トレを始めました。毎日寝る前にせっせと筋トレをしています 。

堀江貴文さんが「同じ出来事でもポジティブに捉える人もいれば、ネガティブに捉える人もいる。その要因の一つは体力だ。身体が強い、体力がある、健康な人は物事に対してポジティブに捉える傾向があり、その逆だとネガティブになる傾向がある。」と言っていた。それを聞いて体力をつけようと考えたからです。

体調不良・健康不安は、意思決定にも大きく影響します。体調が悪いときは目の前の病を治したいという短期の思考に頭が支配され、長期的な意思決定をするのが難しくなります。そして、体調不良だと騙されやすくなります。体調が悪い状態は人にとっては最悪の状態でありその状態からは回復するしかありません。何もしなくても良くなるしかない状態なのに、そのタイミングで怪しいサプリメントなどをすすめられると、あたかもそれが身体に良いと思い込んでしまいます。サプリメントが効いたのではなく、自然に体力が回復しただけなのです。体調が悪いとそんな判断も冷静にできなくなるのです。

時代の変革期、経営者は変革をポジティブに捉えていろいろなチャレンジをしていかなければなりません。それなのに不健康な状態だと細かいことが気になりすぎてチャレンジに対して後ろ向きになります。何より自分に自信が持てないから決断してもブレてすぐにやめてしまいます。

だから経営者は常日頃から体調を管理し、身体を鍛えないといけないのだと思います。同じ出来事でもポジティブに捉える人もいればネガティブに捉える人もいる。その一つはやはり体力。そう考えれば、経営者は自ずと身体を鍛えて体力をつけないといけません。経営者が体力的に衰えを感じたのなら次の世代にバトンを渡すべき兆候が出たという合図です。

筋トレをしています。継続したいと思います。

代表 久野勝也

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曖昧さへの耐性
 

 

将来が不安で目の前のことに集中できないと言っているサラリーマンと話をしました。

「わたしのやる気がでないのは会社の将来がぼやけているからです。」と言ってしまう人たちはいい加減に目を覚ましたほうが良いと感じたので書きます。

どんなに優良企業に勤めていても、公務員になろうが誰も将来を保証されている人などいません。いい大学に入り、いい会社に入れば一生幸せに暮らせる。そんな世の中はとっくに終わりました。それなのに多くの人が未だに勝利の方程式があると信じています。一部上場企業に入っても会社は潰れる時は潰れるし、仕事ができなければリストラに合います。「安定」なんてないのです。そして、コロナで多くの人がそのことを再認識しました。「まさかあの企業がこんなことに!?」なんてことがこれからどんどん起きていきます。まだ序章です。私たちは答えのない時代に生きていて「いつも有事」なのです。

 
このような時代を生き抜くために大切なのは「曖昧さへの耐性」です。未来がぼんやりしていると嫌だではなく、未来はぼんやりしか見えないのだと受け入れることです。ぼんやりとしている中で全力で考えて、全力で行動するしかないのです。そして一歩前進する。それでもまた前はぼんやりしている。それを受け入れる。どこまで行っても未来はしっかりと見えてこない。そう受けいれる。ずっと曖昧。それが普通なのです。「曖昧さへの耐性」それが今の時代を生き抜くうえで大切なのです。
代表 久野勝也

 

コロナに集中しすぎてはいけない!
 

世界で新型コロナウィルスが猛威をふるう中、幸いなことに日本では緊急事態宣言が解除され経済活動が徐々に再開されています。新型コロナウィルスの影響で世界のGDPの940兆円の損失が発生するとも言われていますので、今後比較的長い期間、経済に影響が出る可能性が高いと言えます。経営者にとっては資金繰り、新たなビジネスモデルの構築、再感染対策などハードな時間が続くと思います。

これらは当然のようにやっていくとして、コロナに気を取られている今こそ、改めて考えないといけないのが自然災害です。必ず来ると言われている首都直下型地震、南海トラフ地震、毎年のように観測記録を塗り替える豪雨、大型台風の襲来などの災害は“いつ来るかわからない災害”ではなく、もはや“いつ来てもおかしくない災害”になっています。

会社の所在地の地盤のゆれやすさや液状化の可能性、津波の想定等は各地域のハザードマップで簡単に確認することができます。今のうちから確認し、有事の際どうするか決めておくべきです。また社内で地震が起きた際に機械、家具等が転倒しないか、災害対策として防災グッズが備わっているかなどを改めて確認してみてください。災害対策でのポイントはコロナと同様、社員の安全です。

そしてもう一歩踏み込んで、災害が起きて数か月事業が停止した場合の事業再開のプランについて考えてみることが重要です。わたしもあれこれ考えてみたのですが、最悪インターネットが使えなくなった場合には事業運営が困難になることから、東海地区以外の社労士事務所と社会保険、給与計算業務の非常時の提携を考えています。また地震等の大規模災害の場合は、損害保険等を活用して一時的にしのぐしかないなという結論に至りました。あれこれ損害保険なども調べていたら、大規模な地震が起きた際の休業損失、社員の給与を補填してくれる損害保険を見つけました。見積りを取ってみたいと思います。

コロナに集中しすぎてはいけない。日本は災害の国。社員と会社を守れる災害対策を今こそやっておくべきです。

 
 

とうかい逆求人

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今年で4年目となる恒例の「逆求人フェスティバル」を、328日、523日に開催しました。新型コロナウイルスの影響により、今回は初めてWEBを使用したオンライン開催となり、zoomを使用しました。

逆求人とは、合同企業説明会の「逆」形式スカウトイベントのことです。学生がそれぞれ自分のブースを構え、企業が訪問します。学生は自己PRやキャリアプランについてプレゼンをし、企業はその後、その学生が自社でどう活躍できるのかを伝え、自社の魅力をアピールします。学生と企業が25分間11で話すことができるのがメリットの1つであるイベントですが、オンライン開催では企業担当者と学生が1人のみの空間(オンライン上の部屋)で話すことにより、対面型より、さらに集中して面談することができました。

参加企業もzoomをうまく工夫して、自社アピールをしておりました。(挿入の写真はとうかいが参加企業となり紹介した時のZOOM画面の一部です)ウィズコロナ、アフターコロナの時代では、会議や商談はもちろんのこと、面接もオンラインで行うことが当たり前になってくるかもしれません。

とうかいは、今後も「採用」分野において、お客様の成長支援のために、新しい提案をしてまいります。

 
代表 久野勝也

 

感染しない経営から定期的に感染する経営へ
 

最近のコロナの感染者の推移を見ているとコロナに感染しない経営から定期的に感染する経営フェーズに入ったと感じます。経営者はコロナに感染しない対策ではなく、感染したらどうするかを考えておかないといけません。どの企業もコロナの感染症対策は当然にしていると思います。 

弊社も、4月から全社員に車通勤を強制し、満員電車を避けることにしました。 一部在宅から完全在宅勤務に向けて準備を進めています。 「在宅勤務ができるから良いよね」と言われますが、確かに他の業種に比べればありがたいですが問題点も多くあります。セキュリティの対策コストはかさむし、 自分で仕事を完結できない人が在宅勤務をすると極端に生産性が落ちます。 それでも在宅に取り組むのは社員の安全を考えてです。 会社ごとにできることは違いますが、その会社ができるすべての感染予防を多額の経費を使ってでもやり切るべきだと思います。社員も経営者がコロナの対策をどこまでやっているか見ていると思います。

そして、今はこのコロナに感染しない経営から定期的に感染する経営に移行すべきです。
定期的に感染する経営とは社員が定期的にコロナに感染するような事態が起きても
事態に動揺せず事業を継続できる状態のことを言います。

人は希望的観測で行動してしまいます。コロナにかかりたくないと思うと、コロナにかからない前提で物事を考えてしまいます。コロナにかかりたくないと思えば思うほど、コロナにかからない前提で経営を考えてしまいますが、経営者はそれではいけません。従業員がどこかでコロナにかかるという前提で経営をする。そして感染したらどうやって事業継続するのか?感染したら売上をどう確保するのか?感染したら公表するのか、しないのか?などを事前に考えて決めておくのです。 

完全に経営のフェーズは変わりました。 従業員が感染するのが当たり前になると思って経営する時期に来ています。 経営者は考えて考え抜いて、今のうちに社員が感染したらどう事業運営するか社内に周知しておくべきです。なぜなら経営者が感染しないとも限らないのです。

スタッフご挨拶

初めまして、4月20日にとうかいへ入社しました岡本千裕(おかもとちひろ)と申します。

今までは不動産販売会社で営業スタッフのサポート業務をしたり、自動車部品会社で働いておりました。

子育てや夫の海外赴任の帯同で、5年間のブランクがありますが、新しいことにどんどん挑戦していきたいと思います!

私は宮城県石巻市で生まれ育ち、結婚を機に愛知県にまいりました。

9歳から大学生まで陸上競技をしていました。種目は400Mという体力的に苦しい種目でしたが、毎日の厳しい練習のおかげで、インターハイや国体でも入賞したことがあります。

10年以上の競技生活は苦しい経験ばかりでしたが、「自分で目標を設定し、そこに向けて惜しまず努力する」という姿勢を学んだことは、今の私にもとても大きな影響を与えてくれていると思います。

去年の10月までは、夫の海外赴任帯同でタイに5年間住んでいました。駐在当初は初めての海外生活で戸惑うことばかりでしたが、タイ語を習得してタイ人の友人ができたり、美味しいタイ料理を食べたり、タイ国内を旅行したり、あっという間の5年間でした。

社労士事務所で働くことは初めてですが、社会保険労務士の資格取得に向けてこれからたくさん勉強をし、みなさまの助けとなれるようなスタッフに成長したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

代表 久野勝也

 

コロナショックで問われる決断力
 

コロナショックが、半年で終わるのか、1年なのか、1年半なのかは誰にも分かりません。

ただ一つだけ言えることはコロナショックは必ず終わるということです。大切なのは経営者が必ず終わるコロナショックに対してどう立ち向かうかです。経営者がこのような状況の中でも対処療法ではなく根本から変革すると決意しているかどうかです。

先日、ある経営者と話をしていたら「コロナだから働き方改革とか言っている場合ではない」と・・。コロナで働き方改革がなくなったわけではありません。働き方改革は生産性の低い会社を日本から淘汰する改革です。最低賃金を上げ、有給休暇を強制し、同一賃金とパートの給与を上げれば、生産性の高い会社しか経営が成立しなくなる。働き方改革は労働法を使った経済改革なのです。

いやいや政府はそんなこと考えてないでしょと思われるかもしれませんが、今は有事なので国は混乱を避けるために市中に資金を供給していますが、今回はリーマンショックの時のように収束後もずるずると資金を供給し続けることはないと思います。それは日本は将来的には必ず生産性を上げる必要があり、繰り返しになりますがそのためには生産性の低い会社を無くしたいからです。コロナショックを乗り切れても、経営の根本を変えて生産性を上げられなければ会社は終わります。

反対に今、経営の根本に向き合えばコロナが収まったあと立ち直りも早くなります。事業の根本を見直す。
事業、モノ、ヒトについても聖域なき改革をする。コロナを好機と捉えて、会社を変えることができるか経営者は試されているのです。そしてピンチの時こそ経営者の手腕が問われていると思います。

わたしも含めて、残るべき価値がある経営者か試されます。有事のリーダーの最も大事な条件は、決断力があることです。次々、来る問題をどんどん決めることができるか問われています。情報が十分にある平時ならどんな経営者でもそんなに判断を間違いません。ただ、今は有事。数少ない情報、経験、直感を生かしながら様々な決断をしていかなければなりません。

そして、このような状況になると優秀な経営者とそうでない経営者は明確になります。ダメな経営者は他社が何をするか観察して動かない。いや、足がすくんで動けなくなる。一見、動かない作戦を取っているように思えるが、ただ決めていないだけ。決める力が極端に弱いのです。今回のコロナショックで、あらゆる組織のリーダーの力がテストされることになります。

コロナショックは必ず終わる。

捉え方を変えて、経営者が決断し前を向いている会社は、コロナが止んだ時に大きな差をつけることができます。もしかするとコロナショックは神様が与えてくれた会社を変える最後のチャンスかもしれません。経営者は前向きに捉えて、覚悟を持ってこの難局を乗り切るしかないのです

セミナーの裏側

※写真は3月23日両立支援等助成金申請方法解説WEBセミナーの様子です。

新型コロナウイルス感染症の影響により、とうかいでもWEBセミナーを開催いたしました。ZOOMというWEB会議システムは以前より使用していましたが、セミナーでは初めて使用することになりました。3月は、新型コロナウイルスの影響を受け始めた経営者の皆様に少しでもお役に立てればという思いから、計5本のWEBセミナーを行いました。


WEBセミナーは初めての試みということもあり、試行錯誤する中で、雇用調整助成金やコスト削減、新型コロウイルス不況対策等をテーマに、実施しました。時には機器不良によりセミナー参加者様にご迷惑をおかけすることもありましたが、改良を重ね、形にすることができました。

4月は現時点で3本のセミナーを予定しております。新型コロナウイルス不況対策セミナーもついに第3弾開催が決まりました。教育・資金調達・労務の三方向から、ほめ育の原先生、税理士の花田先生をお招きし、とうかいの久野を加えた3名で、この状況を生き抜くためのノウハウを伝授します。ぜひご参加ください。

代表 久野勝也

 

新型コロナウィルスと経営者マインド
 

連日コロナウイルスの話題で持ちきりです。今後の景気への影響など経営者の心配事は後を絶ちません。そんな状況のなか、景気の悪化、売上の減少、不安で足が止まる。そんな時こそ経営者は行動することが大事です。行動と言ってもどこかに行くとかではなく、外出が制限されていることを逆手にとって、普段やれなかったことにチャレンジすることが大切だと思います。周りの足が止まっている時にどれだけ経営者が動きを止めずに新しいチャレンジをすることができるかで未来は大きく変わっていきます。

そしてもう一つやっておくことは幹部に経営者マインドを植え付けることです。経営者マインドの有無は今のような非常時に、より顕著に現れます。経営者マインドの反対はサラリーマンマインドです。

新型コロナでの影響は大きく、各業界各社深刻なダメージが出そうです。でも新型コロナだろうが、経営者は給料を払わなければいけませんし、家賃も下がりません。新型コロナを言い訳には出来ないのです。

経営者はそのような逃れられない環境で生きています。

だからこそ、経営者は①いかに早く再開するか?②どうやったら、代替え手段を使っていつもに近いレベルで稼げるか?③別の方法で売上を上げられないか?④再開後リカバリーするために、今できることは何なのか?
など必死で考えるわけです。

一方でサラリーマンマインドは、仕事が減って楽になった、休みが増えた、リモートワークで楽になった。

こんな感じです。従業員が経営者マインドを持つことは難しいと思いますが、せめて幹部にはこの経営者マインドを少しで良いので持ってもらう。当然、最後に責任を取るのは経営者ですが、これからどれだけ続くか分からない新型コロナウィルスに立ち向かうために、幹部とマインドを共有しておくことは非常に大切ではないかと思います。

ハローワーク新システム活用セミナー

ハローワークのサービスが2020年1月6日に一新されました。求人票の様式変更や労働条件欄に記載できる文字量が増えました。文字量が増えたことにより、ただ「たくさん」書いただけの求人票では選ばれなくなりました。2月13日に弊社にてハローワーク新システム活用セミナーを開催しました。セミナーでは、ハローワークが新システムになり、できるようになったこと、変更点、対応方法などを具体的にお伝えしました。スマートフォン対応や登録した画像のインターネット閲覧も可能になり、今後ハローワークは使い方次第で効果の差がさらに広がるでしょう。

人手不足がさらに深刻化する中で求人票は他社といかに差をつけるかが鍵となります。「明るくて元気な人」では集まらない時代です。他社と違う求人票で求職者にアピールすることが重要になります。
 

受講された方からも「とても役にたった」というお声を多数いただいております。顧問先の皆様で、「セミナーに参加したかったけれども日程が合わなかった」という方はぜひ弊社までご連絡ください。当日使用したセミナー資料を提供させていただきます。

次回は3月12日(木)14:00より株式会社アクセスの飯沼様をお招きしての「コスト削減セミナー」です。こちらもぜひご参加ください。

代表 久野勝也

今のスキルのままで給料がもらえる仕事と

今のスキルでは給料がもらえない仕事

 
 

会社に出社して、昨日と同じような仕事を昨日と同じようにやっていく。

しかし、世の中はどんどん進化しているのに、会社のしくみの中で、昨日と同じことを繰り返しているうちに、自分の価値はどんどん目減りしている。そして、今日の仕事の価値は明日になったら下がる。

一昔前は決められた仕事をこなしているだけで、どんどん給料が増えていました。しかし、これからの日本にそんな時代は二度とやって来ません。今は、決められた仕事だけこなすのは、どんどん給料が減っていく時代なのです。

けれど、多くの人はそのことに気づいていません。この我慢を続ければいつか雲の間から光が射す。努力は必ず報われると思っています。いや、思いたい。しかし、残念ながらそんな日が来ることはありません。

はっきり言うならば、毎日まじめに出社して、会社から言われた通りの仕事だけをしていても給料は増えません。

今の時代に、同じ仕事をやり続けている人の給料を増やしたら、会社が潰れてしまいます。大企業は、同じ仕事をしている人の給料を下げることによって、なんとか会社を維持しています。もちろん、法律が労働者を守ってくれているので、同じ仕事をしていても毎月給料がでます。

仕事には、今のスキルのままで給料がもらえる仕事と今のスキルでは給料がもらえない仕事の2つがあります。

今のスキルのままで給料がもらえる仕事は、慣れた仕事であり、ストレスもありません。

今のスキルでは給料がもらえない仕事は、努力が必要であり、スキルアップも必要です。しかし、スキルアップ次第では報酬が増えます。

今のスキルのままで給料がもらえる仕事を続けるのか?

それとも今のスキルでは給料がもらえない仕事にチャレンジするのか?

人生100年時代を強く生き抜くためには新しいスキルが必要です。そう考えれば答えは自ずと決まってきます。

経営者も含めて今のスキルでは給料がもらえない仕事にチャレンジすべきなのです。

経営方針発表会

1月初旬、今年の経営方針発表会を実施しました。

前年の振り返り、当社のミッション、組織・組織事業の将来ビジョン、そして2020年の経営方針の発表です。売上目標などの数値計画だけでなく、組織のキャリアプラン、業務指針、環境整備まで幅広く発表されました。

働き方改革として「親孝行休暇」という面白い制度も導入します。

また、各チームリーダーからアクションプランの発表を経て、個人目標を設定しました。当社の経営理念である「成長したい人が成長できる。そんな国に。」そのためには従業員自身が成長する必要があります。

各自、将来の成長目標を明確にするために1週間・1か月・3か月…1年後、3年後と細かく設定しました。目標に向かって、楽しみながら頑張ります!

 

とうかいには現在、育休者が2人います。2017年に山田が初の産休育休取得をし、2018年に復帰しましたが、その後に2人続き、今年の春には安田が復帰します。そして昨年、産休に入った浮田が無事に出産をし、経営方針発表会に赤ちゃんと一緒に顔を出してくれました。3人も育休者がいるのは、子育てしながら働ける環境があり、支えてくれるメンバーがいるからです。(筆 山田)

代表 久野勝也

この会社にはプロがいない・・

 
 

新年あけましておめでとうございます。

今年は変化の年になると感じています。オリンピック後の景気の変化、アマゾンのような業界の破壊者によるビジネスの変化、そして働き方改革による働く人のマインドの変化。この3つの大きな変化の中で、自社を変えることができるか、それとも他社に変えられてしまうか?試される年となります。

 

今日は、経営者だけでなく働く人もマインドを変化させなといけないと感じたことを書きたいと思います。

ある会社を訪問したら、医療機関でもないのに6割くらいの人がマスクをしていました。働き方改革でどんどん労働時間は短くなり、将来的には週休3日、1日5時間労働のような時代が来ます。ただ、それと同時に能力や給与の格差も大きくなります。能力の高い人は、1時間で他の社員の1年分の給与を稼ぐなんてことも出てくると思います。つまり、仕事のプロ化という変化が起こるということです。

プロ野球選手のように、3打席(少ない労働時間)しか与えられない中で、結果が出せるかどうかという世界がやってくるのです。プロの世界は甘くはなく、(自宅などで)スイングスピードをあげるために筋トレ(勉強)をしたり、空き時間に相手のピッチャーを研究(仕事のシミュレーション)をしたり、最高のパフォーマンスが出せるようにコンディション(状態)を整える必要が出てきます。働き方改革は、数少ない打席(短い時間)でプロとして成果を上げなければない世界に変わる、という変化なのです。

話を戻しますが、毎日マスクをして会社に来る人はどんな状態かといえば、調子が悪いままバッターボックスに入ってるのと一緒です。サラリーマンは仕事のプロのはずです。

そのプロチームの6割が体調不良?あなたがプロ野球選手で3打席しかチャンスがなくて、果たしてバッターボックスで「わたし調子が悪いんです」と言うだろうか? マスクが悪いということではありません。

ただ、なんとなく体調がすぐれないという理由でマスクをしてきてしまうのだとしたら、それはプロではない。働き方改革で間違いなくプロ化が進みます。世の中は間違いなく変化します。御社に仕事のプロになる準備ができている人は何人いますか?

 

スタッフご挨拶

はじめまして。12月16日にとうかいへ入社しました矢野瞳子(やのとうこ)と申します。今までは不動産関連の業界が長く、転勤される方のサポート事務を行う社宅代行会社や家賃の保証会社で働いており、宅地建物取引士の資格を持っています。

家賃の保証会社で、滞納者の方とお話をしている中で、社会保険に興味を持つようになり、初めての業界ではありますが、「何歳からでも人は成長できる」という、とうかいの理念にひかれて応募し、入社することとなりました。現在、コツコツと社会保険労務士の資格取得に向けて勉強中です。とうかいでは今後、採用関係のお仕事に携わる予定です。

 

私は生まれも育ちも愛知県です。味噌かつと小倉マーガリントーストがこのうえなく大好きです。趣味は韓国語の勉強です。なかなか上達しませんが、勉強している時間が楽しいです。特技はドラムとサックスの演奏です。ドラムは20年近く、サックスも10年近く練習をしていて、ごくたまに演奏活動もしています。どこかでふとお目にかかることがあるかもしれません。「人の役に立つ仕事がしたい」という思いで入社しました。どうぞ、宜しくお願いします。

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