社労士通信講座のおすすめランキング15選！通信講座を選ぶときのポイントや合格までの流れ

社労士試験は合格率が例年6～7%程度と難関の試験です。

独学での合格は困難なため、効率的に学ぶには通信講座の活用がおすすめ。

当サイトの編集部が独自に調査し、選定したおすすめの社労士通信講座ランキング15選は以下の通りです。

社労士の通信講座を受講するにあたり「どの通信講座が自分に合うのか」「費用対効果の高い講座はどれか」との疑問を持つ人も多いです。

本記事では、以下の項目を中心に社労士通信講座のおすすめを15選紹介しました。

• おすすめの講座内容や受講料
• 合格率
• 給付金制度対象講座の有無

通信講座選びのポイントや社労士として活動するまでの流れも解説します。

本記事を参考にして自分に合った講座を選び、社労士資格取得への第一歩を踏み出しましょう。

社労士通信講座のおすすめランキング15選

おすすめの社労士通信講座は以下の15選です。

スクロールできます→

※2025年5月現在、料金はすべて税込表記

社労士通信講座はそれぞれ金額や講座内容が異なり、受講したい講座が開講されている通信講座を選ぶ必要があります。

過去の合格実績や教育訓練給付金の対象となるかも、選ぶポイントです。

複数の通信講座を比較し、自分の学びたい内容をふまえて選択しましょう。

アガルートなら合格特典が充実

項目	内容
おすすめの講座・受講料	・【2025年（令和7年度）合格目標】社労士試験/入門総合カリキュラム/フル 156,420円 ・【2026年（令和8年度）合格目標】社労士試験/入門総合カリキュラム/フル 228,800円
学習期間の目安	1年〜2年
合格率	35.82%（2024年度社労士試験の実績）
給付金制度対象講座の有無	無

※2025年5月現在、料金はすべて税込表記

アガルートの社労士講座は手厚い合格特典が魅力です。

合格特典は、受講者のモチベーション向上と経済的負担の軽減が目的です。

対象カリキュラムを受講し社労士試験に合格したら、受講生は以下の2つの特典からいずれかを選択できます。

• お祝い金3万円
• 全額返金

各特典の対象者と特典の詳細は以下の通りです。

スクロールできます→

（参考：社会保険労務士試験 | 合格特典 | アガルートアカデミー）

特典の申請方法や期限については、合格発表後に詳細な案内があります。

対象となるカリキュラムも指定されているため、合格特典を受けたい人は講座の申し込み前に公式サイトで最新の情報を確認して、カリキュラムを選びましょう。

アガルートは合格実績も良く、2024年度の社労士試験におけるアガルート受講生の合格率は35.82%です。

全国平均と比べると約5倍の高さを誇るため、高い合格実績を持つ通信講座で学びたい人におすすめ。

充実した合格特典と安心感のある高い実績を持つ社労士通信講座を受講したい人は、アガルートを選びましょう。

スタディングは動画講義の分かりやすさ抜群

項目	内容
おすすめの講座・受講料	社労士合格コース フル［2025+2026年合格目標］ ・WEBテキスト・冊子版テキスト付　89,800円 ・ペーパーレス版（WEBテキスト付）　74,800円
学習期間の目安	半年〜2年
合格率	30.96%（2024年度社労士試験の実績）
給付金制度対象講座の有無	無

※2025年5月現在、料金はすべて税込表記

スタディングの社労士講座は、動画講義の分かりやすさに定評があります。

「テキストを読むより動画の方が頭に入りやすい」「場所を問わず学習したい」といった人に最適です。

難解な法律用語や複雑な制度も、初学者が直感的に理解できる工夫が凝らされています。

特徴的なのは、図表やアニメーションを多用した独自のスライド形式の講義です。

講師は視覚的な情報を効果的に活用しながら解説を進めるため、制度の仕組みや法改正による変更点も分かりやすいです。

時間は1本あたり5分からと短く区切られているため集中力を保ちやすく、通勤中や休憩時間の隙間時間を活用して見られるのもポイント。

標準速度のほか1.5倍速、2倍速に再生速度を変更でき、復習時には時間を短縮して効率的に学べます。

入門講座では身近な事例を用いて法律や制度について解説するため、法律学習の経験がない人でも負担が少なく学習を始められるのもメリットです。

多角的なアプローチで構成された質の高い動画講義は、多くの受講者の理解を深め社労士試験合格へと導くのに役立っています。

分かりやすい講義で一から社労士試験に向けて知識を身につけたい人は、スタディングで学びましょう。

フォーサイトはライフスタイルに合った学習スケジュールを立ててくれる

項目	内容
おすすめの講座・受講料	2026年試験対策 バリューセット3 ・通常セット　121,800円 ・通常セット + DVDオプション　133,800円
学習期間の目安	半年〜1年
合格率	27.70%（2024年度社労士試験の実績）
給付金制度対象講座の有無	有

※2025年5月現在、料金はすべて税込表記

フォーサイトの社労士講座は、独自のeラーニングシステム「ManaBun（マナブン）」により、多忙な人が学習を継続しやすいサポート機能が充実しています。

ManaBunは各受講生のライフスタイルや学習可能時間に合わせて、最適な学習スケジュールを自動で作成、提案する機能を備えています。

ManaBunを利用する際は、まず自分の生活パターンや1日に学習に充てられる時間を入力します。

システムが情報を分析し、合格までに必要な学習項目と各項目の標準的な学習時間を考慮して無理のない日々のスケジュールを自動的に生成。

各科目で学習するべき範囲と程度が明確に示されるため、社労士試験の勉強を始めたばかりで、学習の進め方に不安がある人にとって心強い機能です。

作成されたスケジュールに沿った学習の進捗状況もManaBunで一元管理できます。

計画通りに進んでいるか、どの程度遅れが生じているかなどを視覚的に把握できるため、学習ペースを自己管理しやすくモチベーション維持に繋がります。

個別の事情に最適化された学習プランで社労士試験合格を目指したい人は、フォーサイトを利用しましょう。

クレアールのセーフティーコースなら追加費用なしで継続学習できる

項目	内容
おすすめの講座・受講料	2025・26年目標 一発ストレート合格セーフティコース ・Web通信　248,000円 ・オプション答練資料　26,000円
学習期間の目安	10ヶ月〜2年
合格率	26.2%（2024年度社労士試験の実績）
給付金制度対象講座の有無	有

※2025年5月現在、料金はすべて税込表記

クレアールの社労士講座には、万が一の試験結果にも対応できる「セーフティコース」があります。

セーフティコースの最大の特長は、初年度の試験で目標を達成できなかったら、追加の費用負担なしで翌年度の最新講座を受講できる点です。

社労士試験は難関のため複数回の挑戦を視野に入れる受験生にとって、経済的かつ安心感をもたらすコースとして人気。

セーフティコースは、単に2年間学習できるだけでなく受講料自体も割安に設定されています。

初年度の社労士試験受験料の15,000円をクレアールが負担してくれる特典も付いています。

初年度で合格したら2年目の未受講分に相当する金額は返金されるため、費用が無駄になりません。

返金制度と合格お祝い金の制度を合わせると、1年目の合格でもお得になる可能性があります。

セーフティコースは、不合格時にも備えつつ早期から学習を始めたい人におすすめです。

学習開始時期が遅れ、初年度の試験まで十分な準備期間が取れるか不安な人にも適しています。

安心した環境で社労士試験合格にむけて勉強に励みたい人は、クレアールのセーフティコースを選びましょう。

資格のキャリカレは学習範囲を絞って学べる

項目	内容
おすすめの講座・受講料	Aコース【学習サポート期間2026年度試験終了＋2ヶ月】　39,000円 ※2025年6月4日までのWEB申込価格
学習期間の目安	6ヶ月
合格率	記載なし
給付金制度対象講座の有無	無

※2025年5月現在、料金はすべて税込表記

資格のキャリカレの社労士講座は、学習範囲を絞り込み効率的な学習で短期合格を目指せるのがポイントです。

資格のキャリカレでは、監修講師である北村庄吾先生が提唱する「最短最速！合格法」を採用しています。

効率よく合格に必要な知識を学習できるカリキュラムで、学習にかかる労力をカット。

社労士試験の一般的な学習目安が1,000時間とされる中、キャリカレは標準学習期間を約600時間と定めて合格ライン到達を目標としています。

短期集中学習を実現するために、徹底した過去問分析で作られたテキストも魅力です。

過去10年間の本試験問題を詳細に解析し、出題傾向を把握して合格に不可欠な知識だけ凝縮したテキストを作成しています。

テキストでは過去に試験で問われたキーワードが赤字やマーカーで強調表示され、学習すべき重要ポイントが一目で理解できて効率的。

社労士試験の膨大な試験範囲の中から、注力すべき項目を迷わず効率的に学習を進められるのがメリットです。

映像講義は1単元10分から60分程度と、集中力を維持しやすい時間で構成。

以下の内容が単元別に整理され相互に連携しているため、学習の定着力を高めます。

• 講義
• 復習
• 演習

目的を絞った教材と独自の勉強法によって時間と労力を大幅に削減して学びたい人は、資格のキャリカレで知識を身につけましょう。

ユーキャンなら隙間時間にスマホで学習できる

項目	内容
おすすめの講座・受講料	社会保険労務士（社労士）合格指導講座　79,000円
学習期間の目安	7ヶ月
合格率	記載なし
給付金制度対象講座の有無	有

※2025年5月現在、料金はすべて税込表記

ユーキャンの社労士講座は、忙しい人でも学習を継続しやすいデジタルサポートを提供しています。

重たいテキストを持ち運ばず、通勤時間や家事の合間といった日常の隙間時間を有効活用して学習を進められるのがメリットです。

テキストを読めるだけでなく、1本あたり5～6分程度にまとめられた「ひとくちサイズ」の映像授業も提供しています。

テキストの重要ポイントを短時間で効率的に確認でき、復習に最適です。

学習進捗に合わせて自動的に課題を提案するスケジュール管理機能や、間違えた問題を優先的に復習できる弱点対策機能も搭載しています。

学習のハードルを下げて日々の学習習慣の定着を助けるため、通信講座でのスケジュール管理に不安がある人におすすめです。

紙のテキストと併用し、場所やタイミングにあわせて使い分ける勉強スタイルも取れます。

自宅で効率的に社労士試験の勉強をしたい人は、ユーキャンの社労士講座を選びましょう。

資格の大原なら3つの通信講座のシステムから選べる

項目	内容
おすすめの講座・受講料	2025年受験対策　社労士合格コースinアドバンス9 ・Web通信　215,000円 ・DVD通信　245,000円
学習期間の目安	1年
合格率	記載なし
給付金制度対象講座の有無	有

※2025年5月現在、料金はすべて税込表記

資格の大原の社労士講座では、以下の3つの通信講座学習システムを提供しています。

• Web通信
• DVD通信
• 資料通信

自分の学習環境や好みに最適な方法を選択でき、多様なライフスタイルに対応できる柔軟性が魅力。

Web通信はパソコンやスマートフォンで講義動画を視聴できる形式です。

「合格Webアプリ」を利用すれば講義動画を事前にダウンロードでき、通信環境が不安定な場所や移動中でもスムーズに学習できます。

DVD通信は講義内容が収録されたDVD教材を視聴して勉強する形式です。

インターネット環境に左右されず、自宅のテレビやパソコンで落ち着いて学習したい方に適しています。

資料通信は印刷されたテキストや問題集を中心に学習を進める形式で、講義映像よりも自分のペースで文字情報をじっくり読み解きたい人におすすめです。

自分に最適な学習システムを選んで社労士試験合格を目指したい人は、資格の大原で勉強しましょう。

LECなら割引豊富でお得に受講できる

項目	内容
おすすめの講座・受講料	スピードマスター合格コース ・Web動画・音声　ダウンロード・スマホ　152,000円 ・DVD　168,000円
学習期間の目安	1年
合格率	記載なし
給付金制度対象講座の有無	有

※2025年5月現在、料金はすべて税込表記

LECの社労士講座には多彩な割引制度が用意され、活用できると受講料の負担を軽減できるのがメリットです。

適用可能な割引を事前に確認すれば、質の高い講座をよりお得に受講できるチャンスが広がります。

例えば、スピードマスター合格コースでは2025年5月現在、条件に当てはまれば以下の割引を受けられます。

スクロールできます→

（参考：スピードマスター合格コース – 社会保険労務士｜LEC東京リーガルマインド・割引案内 スピードマスター合格コース対象 – 社会保険労務士｜LEC東京リーガルマインド）
※①④についてはLEC各本校・コールセンターに直接お問い合わせください。
※2025年5月現在

費用が負担で通信講座の利用をためらっている人でも、無理なく学習を始めやすいです。

コースによっては講座説明会への参加で適用される資格説明会割引も受けられ、他割引と併用可能な場合もあります。

各種割引の適用条件や最新情報は変動があるため、利用を検討する人はLECの公式サイトで確認して賢く制度を利用しましょう。

TACは初学者でも分かりやすいオリジナル教材を提供

項目	内容
おすすめの講座・受講料	・総合本科生Wide：Web通信講座　264,000円 ・総合本科生Wide+Plus：Web通信講座　352,000円
学習期間の目安	1〜2年
合格率	41.1%（2024年度社労士試験の実績）
給付金制度対象講座の有無	有

※2025年5月現在、料金はすべて税込表記

TACの社労士講座では、長年の試験傾向分析と教材作成のノウハウを活かした独自教材を提供しています。

初学者向けの総合本科生Wideコースや総合本科生Wide+Plusは、以下の流れで段階的に実力が身につく戦略的なカリキュラムを構成。

1. 導入編
2. 講義編
3. 直前編

基礎から応用まで無理なく学習できる環境が整っています。

テキストは「見やすさ」「分かりやすさ」にこだわり、ユニバーサルデザインの文字を採用。

重要ポイントは色分けされ、条文の複雑な内容も平易な表現で解説されています。

テキスト余白には書き込みスペースが確保されており、必要な情報を書き込めるため、自分だけのノートを作れるのがポイントです。

学習効果を高める工夫も満載で、講義で学んだ内容をすぐに「トレーニング」で演習して知識の定着を図れます。

自分にとって分かりやすいノートを作りたい人や、すぐに復習できる環境を整えたい人にぴったり。

実力テストで理解度をチェックする仕組みも整っており、初学者が陥りがちなインプットだけで終わる状況を回避できます。

講義はスマートフォンやタブレットでも視聴可能で、0.8倍速から2倍速まで調整できるため、隙間時間を有効活用できるのがメリットです。

充実した教材で学びを深めたい人は、TACの社労士講座を選びましょう。

ヒューマンアカデミーなら分野別に過去問に取り組める

項目	内容
おすすめの講座・受講料	社労士（安心合格）講座　250,800円
学習期間の目安	1年
合格率	過去10年の合格率は約3〜9%　平均6～7％
給付金制度対象講座の有無	無

※2025年5月現在、料金はすべて税込表記

ヒューマンアカデミーの社労士講座では、過去20年間の試験問題を徹底的に分析し、合格必要得点範囲を分野別に学べるカリキュラムを提供しています。

最大の特長は、合格に必要な範囲に絞った短期集中型の学習方法で学べる点です。

膨大な社労士試験の出題範囲から、おさえておくべきポイントを明確にして無駄のない学習で合格ラインを突破できるよう設計されています。

多角的に反復学習できる工夫もされており、各法律の共通点を意識した学習方法により、複数の法律を効率よく記憶できる仕組み。

単に暗記するだけではなく、法律間の関連性を理解できるため応用力も身につくのがメリットです。

講義はWeb映像を見て受講するスタイルで、最大2倍速まで再生速度を調整可能。

基本マスター講義113単元、肢別過去問解説講義42回と講義数も充実しています。

直前対策として法改正対策講義や白書対策講義も用意されているため、最新の法改正があっても慌てる必要がありません。

知識0の初学者でも合格ラインを突破できるよう、段階的にステップアップできるカリキュラム構成です。

分野ごとの内容を効率よく網羅して学びたい人は、ヒューマンアカデミーで対策しましょう。

伊藤塾はフォロー体制万全で質問しやすい

項目	内容
おすすめの講座・受講料	2025年合格目標 社労士 合格講座 ・本科生　169,800円
学習期間の目安	8か月
合格率	記載なし
給付金制度対象講座の有無	無

※2025年5月現在、料金はすべて税込表記

伊藤塾の社労士講座は、学習過程での不安や疑問を解消する充実したフォロー体制が特徴です。

社会人が勉強を続ける際に壁となる「相談のしづらさ」を解消するため、複数のサポート制度を用意しています。

スタッフによる質問サポートでは、受講生の疑問に対して丁寧な回答を提供。

講師やスタッフによるカウンセリング制度も充実しており、学習の進め方や勉強法に関する悩みも相談できます。

社労士以外の法律系資格でも高い合格実績を持つ伊藤塾だからこそ提供できる、安心感のあるフォロー体制が魅力です。

人に相談できる環境がある伊藤塾は、1人で学習できるか不安な人にもぴったり。

通信講座でありながら通学講座に引けを取らない丁寧なサポートを受けられるため、孤独になりがちな受験勉強も継続しやすくなります。

質問制度やカウンセリングを活用して心配な点を解消しながら勉強したい人は、伊藤塾で学びましょう。

日本マンパワーは図解で効率良く学べる

項目	内容
おすすめの講座・受講料	社会保険労務士講座　39,820円
学習期間の目安	8か月
合格率	記載なし
給付金制度対象講座の有無	無

※2025年5月現在、料金はすべて税込表記

日本マンパワーの社労士講座は、初学者でも理解しやすい豊富な図解を取り入れたテキスト構成がポイントです。

合格に必要な内容を厳選し、視覚的に学習できる教材設計により、広範囲にわたる試験範囲を効率的に学べます。

テキストは全10冊で科目ごとに体系的に整理されており、労働法や社会保険の専門知識を効果的に習得できるよう工夫されています。

法改正情報はもちろん、試験傾向に合わせた最新情報も随時反映される点も安心です。

添削問題はオンラインテストとして7回分用意されており、自分の理解度を確認しながら進められます。

疑問点があれば10回まで質問できるサポート体制も整っていて、「1人で学習していると分からない点があったときに困る」といった人でも受講可能。

毎年11月から翌年7月までの開講期間で、夏の試験シーズン前までにしっかり準備ができるスケジュール設計も魅力です。

大原学園グループとの提携講座として、信頼性の高い教材と指導で社労士資格取得を目指せます。

分かりやすい視覚情報で学びを深めたい人は、日本マンパワーの社労士講座を選びましょう。

ゼミネットは各科目バランスよく情報を網羅できる

項目	内容
おすすめの講座・受講料	社会保険労務士（計84時間）　12ヶ月コース　20,000円
学習期間の目安	5ヶ月～12ヶ月
合格率	記載なし
給付金制度対象講座の有無	無

※2025年5月現在、料金はすべて税込表記

ゼミネットの社労士講座は、受験に必要な知識をバランスよく学べます。

「得意科目より、まず苦手科目の克服」をモットーに、全科目を偏りなく学習できる設計です。

過去問題の徹底分析に基づいたカリキュラム構成も特徴。

過去の試験で繰り返し出題される論点を重点的に講義し、問題の約7割は基礎知識がしっかりしていれば解けるという考え方に基づいて指導しています。

基礎問題は過去の5肢択一式問題を1問1答形式に分解して、基礎力アップを図れる工夫がなされているので、丁寧に知識を確認したい人に最適です。

法令改正が頻繁な社労士試験に対応するため、毎年5月上旬に法改正資料を公開し、7月上旬には実戦力養成模試も実施。

最新の試験傾向に合わせた学習が可能で、初学者だけでなく過去に学習を中断した経験のある人や再チャレンジしたい人にもぴったりです。

日々の学習を「反復と継続」で進め、知識のインプットと問題演習によるアウトプットの繰り返しで、無理なく合格点を目指せる実践的な学習法を提案しています。

社労士試験の受験科目を偏りなく学びたい人は、ゼミネットの通信講座を受講しましょう。

山川靖樹の社労士予備校は月額4,400円で全講座視聴可能

項目	内容
おすすめの講座・受講料	月額制サービス　4,400円
学習期間の目安	記載なし
合格率	記載なし
給付金制度対象講座の有無	無

※2025年5月現在、料金はすべて税込表記

山川靖樹の社労士予備校では、月額4,400円で225時間以上分の講座が見放題となる魅力的なプランを提供しています。

どれも高いクオリティを誇る、以下すべてのコンテンツに無制限にアクセス可能です。

• 基礎講座
• 答練
• 直前講座

山川靖樹の社労士予備校は、無理のない金額で幅広い教材が活用できる通信講座を利用したい人に向いています。

頻出する論点を厳選した「厳選1500問」や初学者向けの「キソのキソ講座」など、自分に合った講座を選んで効率的に学べるのがメリットです。

月額制サービスを利用する受講生は全テキストのPDFを無料でダウンロードでき、スマホやタブレットからでも学習できます。

「だき合わせ問題対策講座」をはじめとする、本試験レベルの実践力と得点力を身につける特別講座は、社労士試験対策に特化した山川靖樹の社労士予備校ならでは。

「ヤマゼミzoom!」では、抽選で選ばれた月額制サービスを利用する受講生が、講師と直接対話しながら課題に挑戦する取り組みも実施されています。

独学では得られない深い理解が期待でき、継続的な学習をサポートする環境が魅力です。

料金体系がシンプルかつオリジナリティの高い教材で試験合格に向けて知識を深めたい人は、山川靖樹の社労士予備校を利用しましょう。

オンスクなら初めて法律の勉強をする人でも無理なく学べる

項目	内容
おすすめの講座・受講料	社会保険労務士 オンライン通信講座 ・ウケホーダイ-ライト：月額1,078円 ・ウケホーダイ-スタンダード：月額1,628円<
学習期間の目安	記載なし
合格率	記載なし
給付金制度対象講座の有無	無

※2025年5月現在、料金はすべて税込表記

オンスクの社労士講座は、法律知識のない初学者でも理解しやすい講義内容です。

実務で役立つ知識を交えながら講義を進めるため、初めて法律を勉強する方でも無理なく学習できます。

学習の進捗はWebで一元管理でき、自分のペースで学びを進められるので、「学習ペースを保ちたい」「進捗具合を見てモチベーションを高めたい」といった人にもぴったり。

全体像を把握するのに効果的なPDFテキストは印刷して書き込め、学習内容を自分なりにまとめて整理可能です。

講義の動画はスマホで視聴でき、講義音声や講義スライドデータもダウンロード可能なため、隙間時間を有効活用できます。

表や図を豊富に取り入れた講義スライドは、重要ポイントの理解に最適です。

毎日の学習時間や進捗状況を把握してコツコツ勉強したい人は、オンスクを選びましょう。

社労士の通信講座を選ぶときのポイント5つ

社労士の通信講座を選ぶときのポイントは次の5つです。

社労士の通信講座は、講座によって受講料が幅広く、予算や教材のラインナップを考慮して選ぶ必要があります。

学びたい内容やサポート体制が自分に合っているかも確認すべきポイント。

過去の合格実績や合格者への特典有無もチェックして、自分にふさわしい講座を選びましょう。

通信講座の受講料を比較して選ぶ

社労士の通信講座の受講料は、サービス内容によって数万円から20万円以上まで幅があります。

受講料の比較時は、総額だけでなく受講料に含まれる教材や講義時間を考慮して自分に合った講座を選びましょう。

受講料には以下のコンテンツが含まれます。

• 授業動画
• テキスト・問題集
• 模擬試験
• 質問サポート
• 添削指導

模擬試験は別で費用が必要な通信講座もあるため、自分が受けたいサービスの総額を確認して、予算内におさまる講座を選びましょう。

早期割引や他校からの乗り換え割引といった受講料の割引を実施している通信講座もあり、少しでもお得に受講したい場合は割引額も考慮して比較する必要があります。

例えばLECでは豊富な割引が用意されていて、条件に合えば適用を受けられるケースも。

費用を抑えつつ学習の質も確保するなら、厚生労働大臣が指定する「教育訓練給付制度」の対象講座を選ぶのもおすすめです。

制度を利用すれば受講料の20％（上限10万円）が支給されるため、実質的な負担を大きく軽減できます。

利用には一定の条件があるため、事前にハローワークで確認が必要です。

複数の条件を総合的に判断して、予算と必要なサービス内容のバランスが取れた社労士通信講座を選びましょう。

過去の社労士試験の合格実績をチェックする

過去の社労士試験における合格実績は、通信講座の指導力や教材の質を測るための重要な指標です。

社労士の平均的な合格率は6～7%程度で以下5つの社労士通信講座は全国平均を大きく上回る実績を持ちます。

通信講座	令和6年度の合格実績
TAC	41.1%
アガルート	35.82%
スタディング	30.96%
フォーサイト	27.70%
クレアール	26.20%

高い合格率は、長年の試験傾向分析や効率的に学べるカリキュラムといった各講座の特性に由来します。

実績を参考にする際は、背景にある講座や講師陣の特徴を理解するのが大切です。

合格率の算出根拠が、アンケート回答者ベースか全受講生ベースかも確認しましょう。

アンケート回答者ベースだと、正確な結果が分からない可能性もあります。

実績と合わせて合格に至った受講者の声を見て、自分と合うカリキュラムかチェックするのもおすすめです。

以下のポイントを参考に、講座の雰囲気や教材の使い勝手を把握して講座を選びましょう。

• どのような学習背景を持つ人が合格したか
• どのような学習方法で合格を掴んだか
• 講座のどの部分が役立ったか

合格実績と実際に合格した受講者の感想をふまえ、自分の学習スタイルや目標に合致する社労士通信講座を選びましょう。

サポート体制や質問受付が充実しているか確認する

社労士の通信講座において学習サポート体制の質は成果に直結しており、特に質問サービスの内容は重要です。

例えばクレアールやキャリカレでは、サポート期間内は質問回数に制限を設けていません。

気になる部分を納得いくまで質問できるため、初めて社労士試験の勉強をする人でも安心です。

疑問点の解消は、つまずきを防ぎ学習意欲を維持するのに不可欠です。

電話やオンラインで質問できればやりとりもスムーズなため、質問受付の形式も確認して講座を選びましょう。

添削指導の有無や、模擬試験の実施回数も講座選びの参考にできます。

提出した答案に対して具体的なフィードバックが得られれば、本番の試験への対応力を養い客観的な実力把握に繋がります。

社労士試験に向けて学びの進捗をサポートする体制があるかもポイントです。

以下の各講座のシステムは、個々の学習進捗に合わせてスケジュール管理を助けます。

• フォーサイトの「ManaBun」
• スタディングのAI学習サポート機能

自身の学習記録を詳細に管理できるツールを活用できれば、合格に向けてやるべきことを明確にできます。

アガルートの学習サポーターへの相談や伊藤塾のカウンセリングといった、個別の学習進捗や悩みを相談できる講座を選ぶのもおすすめです。

自分が必要とするサポートが受けられる社労士通信講座を選びましょう。

教材内容が自分に合っている講座を選ぶ

社労士の通信講座を選択する上で、提供される教材との相性は重要です。

教材が自身の学習スタイルや理解度と合致しているかが学習効果を大きく左右します。

テキストの視覚的な工夫は複雑な法律用語の理解を助けます。

例えばフォーサイトやアガルートではフルカラーテキストを採用しており、重要ポイントを分かりやすくまとめているのがポイント。

クレアールやヒューマンアカデミーは2色印刷のテキストを採用しており、シンプルなデザインを好む人にマッチしています。

テキストの図解やイラストの豊富さは、特に法律初学者にとって難解な内容を具体的にイメージするのに効果的です。

講義動画の形式も学習の継続しやすさに影響します。

例えば、スタディングは1講座5分からという短時間設計で、隙間時間を有効活用したい人に適しています。

動画の再生速度調整機能の有無や講義動画のダウンロード可否も確認し、ライフスタイルや集中できる時間に合わせて選択しましょう。

各講座が対象とする受講者のレベル設定も確認が必要です。

基礎から段階的に解説する設計か、ある程度の法律知識がある前提の上級者向け設計か、自身の現在の知識レベルと目標に応じて選択しなければなりません。

教材のサンプルや体験講義があれば積極的に活用し、解説の分かりやすさや講義のテンポもチェックして選びましょう。

合格特典の有無を考慮する

合格時の特典や不合格だった場合の保証制度の有無も考慮すべき点です。

講座によって様々な特典や保証が用意されており、経済的な負担軽減や学習のモチベーション維持に繋がるため、内容を比較検討しましょう。

代表的な合格特典に「合格お祝い金制度」があります。

試験に合格すると講座から一定額のお祝い金を受け取れる制度として、以下の講座で設けられています。

通信講座	お祝い金の金額
アガルート	3万円
スタディング	1万円
クレアール	2万円

※2025年5月現在、条件は公式サイトを要確認

試験不合格時に備えた保証も重要です。

フォーサイトやキャリカレの一部講座では「不合格時の全額返金保証」を設けています。

クレアールの一部コースでは次年度の受講料が免除される「セーフティコース」もあり、社労士試験挑戦にかかる金銭的なリスクを低減。

再受験時の割引制度や他の資格講座への割引特典なども存在し、長期的な視点で資格取得を目指す場合に効果的です。

ただし、各特典には合格証の提出や体験記の執筆といった条件の付随が一般的です。

詳細な適用条件を事前に確認し、特典によって受けられるメリットを考慮して選びましょう。

社労士として活動するまでの流れ

社労士として活動するまでの流れまでのステップは以下の3つです。

1. 社労士試験受験資格を得る
2. 社労士試験を受けて合格する
3. 社会保険労務士名簿へ登録して、勤務地か居住地の社会保険労務士会に入会する

社労士試験を受けるには、受験資格を得る必要があります。

受験資格を得て社労士試験に合格してもすぐに社労士として活動できるわけでなく、実務経験を積むか講習の修了が必須です。

条件を満たして社会保険労務士名簿への登録と社会保険労務士会への入会が完了すれば、晴れて社労士を名乗れます。

社労士として働くまでの流れを把握して、社労士試験に臨みましょう。

社労士試験受験資格を取得する

社労士試験を受験するには、事前に受験資格を満たさなければなりません。

受験資格は大きく以下の3つの区分に分けられ、いずれか1つの条件を満たすと試験を受験できます。

• 学歴
• 実務経験
• 国家試験合格

学歴による受験資格は大学や専門職大学の卒業者が対象です。

大学の場合は62単位以上の修得が条件で、専門学校でも2年以上かつ62単位以上取得して卒業していれば要件を満たします。

大学在学中でも必要単位を取得していれば受験できるため、就職前に資格取得を目指す学生も増えました。

実務経験による受験資格は、労働社会保険諸法令に関する実務に通算3年以上従事した経験が必要です。

健康保険や厚生年金の資格取得、就業規則の作成などが該当し、公務員や弁護士といった様々な立場での実務経験が認められています。

国家試験合格による受験資格では、行政書士試験合格者や司法試験予備試験合格者が対象です。

別途実務経験や学歴がなくても受験資格を得られるため、すでに別の資格を持ちながらスキルアップを目指す専門家に人気。

受験申込時は、受験資格を証明するための「受験資格証明書」の提出が必要です。

大学や専門学校の卒業証明書や国家試験の合格証書などが該当します。

各受験資格と必要書類の詳細は全国社会保険労務士会連合会の公式サイトを確認しましょう。

社労士試験を受験して合格する

社労士試験は例年8月の第4日曜日に全国各地で実施される試験で、働くには合格しなければいけません。

受験を希望する人は、例年4月中旬に出る官報公示を確認して受験申込が必要です。

受験手数料は15,000円で、申込時には受験資格を証明する書類の提出も求められます。

合格発表は例年10月上旬です。

社労士試験は広範囲な知識が問われるため、多くの受験生が通信講座を利用して対策しています。

自分に合った学習方法を見つけ、モチベーションを維持して試験に備えましょう。

社会保険労務士名簿へ登録して社会保険労務士会に入会する

社労士試験に合格してから社労士として活動するには、全国社会保険労務士会連合会が管理する社会保険労務士名簿への登録が必要です。

活動する都道府県の社会保険労務士会への入会も必須で、2つの手続きを経て初めて社労士を名乗り専門業務を行えます。

名簿への登録申請には、労働社会保険諸法令に関する2年以上の実務経験が必要です。

実務経験がない、または2年に満たない合格者は事務指定講習を受講し修了する必要があります。

2024年度（令和7年度）の講習は、通信指導課程とeラーニング講習で構成され受講費用は77,000円でした。

社会保険労務士名簿への登録と社会保険労務士会入会にも、一定の費用がかかります。

例えば東京都で新規開業登録するなら、登録手数料や年会費を合わせて最大206,000円かかります。

費用は地域や登録区分によって異なるため、詳細は該当する都道府県の社会保険労務士会に確認しましょう。

令和7年度社労士試験の概要

社労士試験の試験概要は毎年4月中旬に公示され、試験科目や配点も同タイミングで公開されます。

公示後から5月31日までに申込む必要があるため、社会保険労務士試験オフィシャルサイトを参考に忘れず手続きをしましょう。

合格基準点には毎年変動があり一定ではありません。

合格率は6から7%程度と低いため、通信講座を活用して効率的に勉強して試験に臨みましょう。

社労士試験の概要と試験科目の詳細

社労士試験は、労働関連法令や社会保険諸法令に関する専門知識を問う国家試験です。

全国社会保険労務士会連合会が厚生労働大臣の委託を受けて年1回実施しています。

試験形式は以下の2種類で構成されています。

• 選択式
• 択一式

試験科目と配点は次の通りです。

試験科目	選択式 計8科目（配点）	択一式 計7科目（配点）
労働基準法及び労働安全衛生法	1問（5点）	10問（10点）
労働者災害補償保険法 （労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む｡）	1問（5点）	10問（10点）
雇用保険法 （労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む｡）	1問（5点）	10問（10点）
労務管理その他の労働に関する一般常識	1問（5点）	10問（10点）
社会保険に関する一般常識	1問（5点）
健康保険法	1問（5点）	10問（10点）
厚生年金保険法	1問（5点）	10問（10点）
国民年金法	1問（5点）	10問（10点）
合計	8問（40点）	70問（70点）

引用：試験の概要 | 社会保険労務士試験オフィシャルサイト

社労士試験は幅広い法律知識と正確な理解が求められる試験です。

通信講座を活用して、十分に勉強して受験に臨みましょう。

社労士試験の合格基準点は毎年変動あり

社労士試験の合格基準点は毎年一定ではありません。

選択式試験と択一式試験それぞれの総得点の基準と、科目ごとの最低ラインの基準点が設けられており、いずれかの基準点を1つでも下回ると不合格です。

具体的な合格基準点は合格発表日に公表されます。

2000年度からは合格基準を明確にするため目安として以下の基準が提示されました。

試験形式	項目	満点の点数	基準点
選択式	総得点	40点中	28点以上（12年度平均点25.9点） ※満点の7割以上
	各科目	5点中	3点以上
択一式	総得点	70点中	49点以上（12年度平均点35.1点） ※満点の7割以上
	各科目	10点中	4点以上

出典：社会保険労務士試験の合格基準の考え方について　厚生労働省

ただし毎年度の試験問題の難易度差を調整して試験水準を一定に保つため、年度ごとの補正が行われる点にも考慮が必要です。

総得点は前年度の平均点との差を考慮して合格基準点が上下します。

各科目の最低点についても合格基準点以上の得点者の割合が著しく低いと、引き下げ補正が行われる可能性も。

補正には詳細なルールがあり、全体の合格率が例年とかけ離れないよう調整も入るため、目安の点数より余裕を持った得点を目指して勉強しましょう。

社労士試験の合格率は6から7%程度

社労士試験は例年合格率が6～7%前後で推移する難関国家資格の1つ。

厚生労働省が毎年公表する「社会保険労務士試験の結果概要」によると、受験者数に対する合格者の割合は例年1桁台です。

2020年度（令和2年度）から2024年度（令和6年度）の合格率の推移は以下の通り。

年度	受験申込者数（人）	受験者数（人）	合格者数（人）	合格率（%）
2020年度 （令和2年度）	49,250	34,845	2,237	6.4
2021年度 （令和3年度）	50,433	37,306	2,937	7.9
2022年度 （令和4年度）	52,251	40,633	2,134	5.3
2023年度 （令和5年度）	53,292	42,741	2,720	6.4
2024年度 （令和6年度）	53,707	43,174	2,974	6.9

（参考：第52回社会保険労務士試験の合格者発表・第53回社会保険労務士試験の合格者発表・第54回社会保険労務士試験の合格者発表・第55回社会保険労務士試験の合格者発表・第56回社会保険労務士試験の合格者発表｜厚生労働省）

年度によって多少の変動はあるものの10人に1人も合格できない状況が続いています。

受験者数は毎年4〜5万人前後で推移しており年々増加傾向です。

合格には、総得点でも合格ラインを超えるための高度な知識と応用力が求められます。

試験範囲を網羅的に学習するだけでなく、各科目の基準点をクリアできる力を身につけて試験に挑戦しましょう。

社労士通信講座受講に関するよくある質問

社労士通信講座受講に関するよくある質問は以下の通りです。

社労士通信講座の受講時に、「受講費用がいくらかかるか」「どの程度勉強時間が必要か」は確認すべきポイントです。

事前に社労士通信講座の疑問点を解消して受講しましょう。

独学で社労士試験合格を目指せる？

社労士試験の独学での合格は極めて困難です。

社労士試験は、広範な試験範囲と専門的な知識を要する一般常識問題の難しさから、合格率が例年6～7%前後と低い国家資格です。

頻繁な法改正にも対応する必要があり、特に初学者は勉強方法からつまずく可能性もあります。

各科目の勉強時間の配分や重要な論点を初学者が正確に把握するのは難しく、学習のバランスを取るのも難しいです。

学習の進捗が思うようにいかず理解できない部分で迷うと、モチベーションを維持できず途中で挫折してしまうリスクが高まります

合格に向けて効率的に勉強するなら、専門家が作成したカリキュラムや疑問点を解消できるサポート体制が整っている通信講座を利用しましょう。

社労士通信講座の料金相場はどのくらい？

社労士通信講座の料金相場は提供されるサービス内容やサポート体制によって異なり、1万円台から20万円を超えるものまであります。

例えばオンスクは15,400円から受講できる比較的安価な講座を提供しています。

一方、クレアールやTACでは20万円を超えるサポートの充実した講座が豊富です。

多くの通信講座では早期割引や再受講割引といった割引制度を設けているため、割引制度を活用すれば実質的な負担を減らして受講できます。

例えば、アガルートは他校からの乗り換えや再受講者向けの割引を用意しています。

合格者への特典として、受講料の全額返金制度や合格お祝い金制度を設けている講座も少なくありません。

アガルートでは合格するとお祝い金または全額返金（条件あり）の特典があります。

スタディングやクレアールも合格お祝い金制度を設けています。

講座料金だけでなく、割引や特典を総合的に比較してコストパフォーマンスの高い講座を選択しましょう。

社労士試験の勉強時間は何時間必要？

社労士試験合格に必要な勉強時間は、一般的に800時間から1,000時間程度とされています。

他の多くの国家資格と比較して長く、法律初学者はさらに多くの時間が必要になる可能性もあります。

仮に1日に2時間から3時間の学習時間を確保でき、総勉強時間を1,000時間とすると、約1年から1年半程度の準備期間が必要です。

社労士試験は例年8月の下旬に実施されるため、1年での合格を目指すなら前年の9月～10月頃から学習を開始するのが理想です。

ただし実際にはより短い期間で合格する人もいれば、さらに長い期間を要する人もいます。

複数年にわたる学習計画も視野に入れ、長期的な視点で取り組むのも重要です。

通信講座を利用すれば、カリキュラムが効率的に組まれているため独学よりも短い総時間で合格レベルに到達できる可能性もあります。

通信講座を有効活用して社労士試験の勉強に取り組みましょう。

社労士通信講座の教育訓練給付金の申し込み方法を知りたい

社労士講座の中には教育訓練給付制度の対象となるものが多くあります。

教育訓練給付制度は、働き手の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を目的とした雇用保険の給付制度です。

教育訓練給付制度を利用すると、厚生労働大臣が指定した教育訓練講座を受講し修了すると、支払った受講費用の一部がハローワークから支給されます。

教育訓練給付制度には3種類あり、社労士講座で対象となるのは主に「一般教育訓練」です。

通信講座の受講料負担軽減につながるため、対象となる人は利用を検討しましょう。

社労士講座の教育訓練給付制度の申込方法は以下の通りです。

1. 教育訓練給付制度の対象講座を選ぶ
2. 給付金の受給要件を満たしているか確認する
3. 講座修了日の翌日から起算して1ヶ月以内に、ハローワークで支給申請手続きをする

まず、受講する社労士通信講座が教育訓練給付制度の対象として指定されているか確認します。

紹介した社労士通信講座のうち、教育訓練給付制度の対象コースがある講座は以下の通りです。

• フォーサイト
• クレアール
• ユーキャン
• 資格の大原
• LEC
• TAC
• 伊藤塾

次に、自分が以下の給付金の受給要件を満たしているかを確認します。

• 受講開始日時点で、在職中で雇用保険に加入している
• 今までに教育給付金を受けたことがない
  • 受けたことがない場合
    • 雇用保険の加入期間が1年以上ある
  • 受けたことがある場合
    • 以下の2つの条件に該当する
      • 前回の受講開始日以降、雇用保険の加入期間が3年以上ある
      • 前回の支給日から今回の受講開始日までに3年以上経過している

（参考：教育訓練給付制度｜厚生労働省）

受給資格の有無と受講を希望する講座が厚生労働大臣の指定を受けているかは、ハローワークで確認できます。

講座修了後、修了日の翌日から起算して1ヶ月以内に、ハローワークで支給申請手続きをしましょう。

申請には以下の書類が必要です。

① 教育訓練給付金（第101条の２の７第１号関係）支給申請書（様式第33号の２）
② 教育訓練修了証明書
指定教育訓練実施者が、その施設の修了認定基準に基づいて教育訓練を修了した場合に発行します。
③ 教育訓練実施者が発行する教育訓練経費に係る領収書
クレジットカードなどによる支払いの場合は、クレジット契約証明書（または必要事項が付記されたクレジット伝票）が発行されます。受領した場合は、支給申請時に添付できるよう保管してください。
対象経費にキャリアコンサルティング費用を含める場合、その費用に係る領収書に加え、「キャリアコンサルティングの記録」および「キャリアコンサルティング実施証明書」の提出が必要です。
④ 教育訓練経費等確認書
⑤ 本人・住居所確認書類
マイナンバーカード、運転免許証、住民基本台帳カード等の官公署が発行する身分証明書・資格証明書（本人写真付き）のいずれか１種類
これらをお持ちでない場合、国民健康保険証や健康保険被保険者証、住民票記載事項証明書（住民票の写し、住民基本台帳カードのうち本人の写真のないもの、印鑑証明書）、児童扶養手当証書、官公署から発行・発給された身分証明書または資格証明書（本人写真なし）のいずれか２種類
⑥－１ 個人番号確認書類
マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある住民票の写し
⑥－２ 身元（実在）確認書類
マイナンバーカード、運転免許証等の官公署が発行する身分証明書・資格証明書（本人写真付き）など
⑦ 返還金明細書
領収書が発行された後で教育訓練経費の一部が指定教育訓練実施者から本人に対して還付された（される）場合に限ります。指定教育訓練実施者が発行します。
⑧ 払渡希望金融機関の通帳またはキャッシュカード（受取人名のカナ表記・口座番号が分かるもの）
他の雇用保険の手続きで既に「払渡希望金融機関指定届」を提出している場合、マイナポータルに登録している公金受取口座を指定する場合（ハローワークにマイナンバーの登録が必要）は不要です。
⑨ 委任状
代理人による手続きの場合に提出が必要です。あわせて、代理人の身元（実在）確認書類（⑥－２）も提示・添付してください。
※ 適用対象期間の延長措置を受けようとする場合には、「教育訓練適用対象期間延長申請書」（既に延長措置の決定を受けている場合には「教育訓練給付適用対象期間延長通知書」）の提出が必要です。
引用：教育訓練給付金の支給申請手続きについて｜厚生労働省

支給が決定されると、受講費用の20％（上限10万円）が支給されます。

制度利用を検討している人は、対象講座を選んでハローワークで受給資格や手続きについての相談から始めましょう。