こうしたお悩みは担当者の主観に頼った面接によるものです。
コストをかけて採用活動を行って採用したとしても、すぐに離職してしまったり、能力を発揮できないでいれば、従業員本人にとってもですが、会社にとってもマイナスになります。
面接や面談で本人の適性をしっかりと見極めなければ、上記のような離職や活躍できない問題は防げません。
逆に見極めがしっかりできたのであれば、従業員にとっては活躍の場が得られ、会社にとっても収益につながりいいことずくめです。
ただ、中小企業ではほとんど主観に頼った評価がなされています。
これは、大企業のように潤沢な予算があるわけではないことにも要因がありますが、採用担当者が兼任で忙しく、面接や面談に対して十分な時間が取れていないことも原因です。
事前準備の不足している面談は、質問項目すら決まっておらず、主観に頼った面接や面談となってしまいがちです。
何も決まっていないので、担当者のその時の気分や好みで結果が決まってしまい、応募者や面談者の本質が理解できずに、ただ話をしただけの面接や面談で終わってしまいます。
採用ならば、書類選考や第一印象などの目立つポイントで合否を決めてしまうのです。
もちろんそれらの評価がダメというわけではないのですが、自社に合った人材を採用するのであればそういった主観にのみに頼った評価ではなく、客観的な評価の導入もおすすめしています。
主観だけでなく客観的な評価を行うことで、評価に一定の基準がうまれ、評価の信憑性が増します。
私たちのおすすめする適性検査(エゴグラム・OK図表)は、60問の簡単な質問に答えていただくだけで、新規採用者や既存の社員の持っている素質、向く部署(仕事)、潜在的なメンタルの問題を見抜くことができる検査です。
面接・筆記試験ではわからない、その人が持つ本来の人格・資質を導き出すことができます。また客観的データに基づいて人物を測定することができますので、どの受検者も同じ基準で比較することができ、採用条件に見合う人物か否かの判定に貢献します。
中途採用にあたって特に重視する事項の第1位は「人柄」と言われています。しかし面接では主観が入ってしまうため、自社に合った人柄なのかどうか判断が非常に難しいと言わざるを得ません。
※厚生労働省「平成25年度 企業の企業の求める職業能力・人材に関するニーズ調査結果」より
適性検査では1人のヒトの中に6つの要素が存在するとして、その6つの要素がその人の中にどれくらい存在し、どれくらい表面的な態度や行動に現れてくるかを数量化します。その数値をグラフにしたのがエゴグラムです。6つの要素の高低をグラフで表わし、そのバランスで全体的な診断を行いますので、応募者の「性格・人柄」を客観的に数値で把握することができます。
適性検査は社内の人間関係活性化に効果的です。
組織の人間関係がうまくいかないのは、簡単に言えば、お互いがお互いをよく理解していないからだと言えます。
しかし、お互いを理解するためにはまず自分自身を理解する必要があります。自分自身が理解していないのにも関わらず、他人を理解することは不可能なのです。適性検査を受けることで、自分自身の理解を深められます。
人は皆「自分を知りたい」という根源的欲求を持っています。また、もっと良くなりたい、もっと成長したい、もっとよくコミュニケーションしたい、もっと心地よい人間関係を創りたい、もっと役に立ちたい、という欲求を根強く持っています。
その欲求が現在の繁栄を作り出したと言っても過言ではありません。
しかしその欲求は自分自身をよく理解できていないことが原因で満たされないことが多く、組織の活性化がなされていないことも事実です。
様々なリーダーシップ理論やコミュニケーションスキル、コーチングスキルやマネジメントスキル等は、主体である本人の深い自己理解の上にこそ、成り立つものなのです。
だからこそ、「まず」適性検査で自分自身を知ることが組織の人間関係活性化に効果的なのです。
TA PACK SYSTEMⓇはいつでもどこでもパソコンやスマホがあれば受検することができます。
適性検査には受検会場行って受検するものもあれば、紙で受検するものもあり、様々な受検の方式があります。
私たちのおすすめする適性検査はWEBでの受検となります。事前のお申し込みは必要ですが、検査会場を確保する必要もなく、時間としても10分程度で受検できるため、採用面接の一環として受検していただくことができます。
また結果は、受検後、速やかに通知をさせていただきますので(2営業日以内、通常1営業日以内)検査結果を待つ必要もありません。
TA(交流分析)のエゴグラム理論に基づき株式会社ヒューマンスキル開発センターが日本で初めて開発した“RC”のついた6つの要素による独自の性格分析システムです。面接・筆記試験では分からない、その人が持つ本来の人柄・資質を導きだします。自社に合った人材の確保や更なる能力開発が可能となり、採用時間の効率化や人材育成の円滑化を支援します。
TA PACK SYSTEM®は1994年より公官庁・上場企業・医療機関・福祉施設などの採用や研修に活用され続けている、非常に信頼性の高い適性検査です。
TA PACK SYSTEMⓇでは60問の質問により、2つの側面から図表を作成し、分析します。
1つめは、エゴグラムと呼ばれる折れ線グラフ、2つめはOK図表と呼ばれるX-Y軸の図表です。
エゴグラムは自我のグラフという意味です。『性格・人柄』のことを指します。
TA(Transactional Analysis/交流分析)では、1人の人の中に別の性質を持った6つの要素が存在する、と定義しています。
その6つの要素が、その人の中にどれくらい存在し、どれくらい表面的な態度や行動に現れてくるか、数量化してグラフにしたのがエゴグラムです。6つの要素の高低をグラフで表わし、そのバランスで全体的な診断を行います。
6つの要素とは
CP(批判的なP)…物事を判断する基礎となる価値観、理想、信念を身に着けてできた部分
NP(保護的なP)…人に対する愛情、思いやりを持ち、それを表す行動部を見習ってできた部分
A(成人のA)…事実、客観的データに基づいて考え判断する力を基礎に発達する部分
FC(自然のC)…人間が本来持っている欲求や感覚、感情を損なわずに強化して自分の一部とした部分
AC(順応のC)…相手の期待や要求に添うために自分を抑え、相手に合わせる行動を繰り返しているうちにパターン化して身につけた部分
RC(反抗のC)…自分の思いや欲求を抑えつけられたことに反発する行動を繰り返してパターン化して身に着けてできた部分
その人の持つ対人関係の基本的なスタンスです。
自己肯定感、自己否定感、他者肯定感、他者否定感の度合いを測り、良好な人間関係を築くための資質をどれほど持っているかみることができます。
X-Y軸の座標により、大きく4つの対人傾向性を診断します。
4つの対人傾向性とは
①私もあなたもOK
「バランスの良い心理的な姿勢」
このスタンスの人は、自分自身を信頼・肯定するという自己有能感が強く、さらに他者に対しても肯定感が強いために対人関係において無理する事なく協調的で親密な関係を築く事が出来ます。将来に対して前向きに考え・行動する傾向を持ち、協調的で良好な人間関係を構築していくことができます。
➁私はOK、あなたはOKではない
「やや自己有能感に偏った心理的な姿勢」
このスタンスの人は、自分自身を信頼・肯定するという自己有能感は強いのですが、他者に対する肯定感が低いことが特徴です。自分の主張が正しく、相手は間違っている、あるいは劣っているというスタンスで対人関係を構築してしまうことが多いと考えられます。自分でも気がつかぬうちに相手を否定してしまう事が多いので周囲の人たちが自信をなくしたり、ストレスを感じてしまう事があります。
➂私はOKではない、あなたはOK
「やや自己無能感に偏った心理的な姿勢」
このスタンスの人は劣等感・自己否定感が強く、対人関係では他者に依存的・逃避的になりやすい傾向があります。その結果、自己を過小評価してしまい、自己に自信がないゆえに他人の言いなりになったり、自分の能力やエネルギーを十分に発揮出来ない可能性が出てきます。今の自分を「ありのまま」に認め、肯定することが大切になります。
➃「私も、あなたもOKではない」
◆やや絶望感に偏った心理的な姿勢このスタンスの人は、自分に対しても、他人に対しても信頼感を失っている可能性があります。自信がないゆえに、自己を表現せず、他者への信頼を失っているゆえに、相手の話も受け取れないという八方ふさがりの状態です。
受検費用(1名~) | 1名10,000円(税別) 顧問先5,000円~ |
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TA PACK SYSTEM®は、株式会社ヒューマンスキル開発センターの商標登録商品です。